毘沙門堂門跡の桜 / 京都・滋賀の桜2010@京都市山科区 |   + Mother Lake +

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 疎水から徒歩5分、毘沙門堂にやってきました。
 秋の紅葉の美しい毘沙門堂は私の定番紅葉スポットなのですが、桜ははじめてです。
 秋は山門に至る石段の紅葉のトンネルと、、弁天堂の池泉回遊式庭園の紅葉が特に美しい。
 あまり有名ではありませんが、私は洛東随一の紅葉の名所だと思います。

 さてさて、その毘沙門堂の桜はこちらの枝垂桜。
 超広角レンズは至近距離からでもこのように全体像が撮れます。

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 大きく広がった枝は、藤棚のようにはりめぐらされた棚によって支えられています。
 この棚がないとたぶん枝が地面を引きずってしまうんでしょうね。
 このうわーっと広がった感じが我ながらよく撮れてるかな...ゴホゴホ。

 見上げるような感じのアングルもいい感じに撮れますな。
 特にこの広がり感は超広角ならではという感じ。

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毘沙門堂といえば、山門の巨大な提灯なのですが...雷門の提灯みたいなあれです。
普通はなんとか全体像が収まる程度なのですが...いやこのアングルからは無理かな??
10㎜だと提灯の全体像どころか、向こう側の仁王像まで入ってしまいます。

この感覚はもう病みつきですな。
240㎜と、かなり近くまで寄れる上に、開放F3.5の明るさなのでこれ1本でも不自由ありません。
あの、私は望遠持ってませんので...ゴホゴホ。

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 中興の祖は明智光秀と同一人物説もある慈眼大師天海。
 日光東照宮の建設や徳川家康の神格化にも深くかかわっているとされる人物だけに、灯篭には葵のご紋。
 皇室縁の門跡寺院なのに菊のご紋じゃないところはめずらしいですな。

 龍の頭の上の部分の透かしの形が桔梗のように見えるのは気のせいでしょうか??
 桔梗は明智光秀の紋なのですが。

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 先週降り続いた雨で枝垂桜は一部散っておりますが、ただいま満開を迎えております。
 散った花びらが苔の上に降り積もって、緑とピンクの色のコントラストも美しい。
 散っても美しいのは桜ならではですな。

 ソメイヨシノもあります。
 こちらもほぼ満開、青空に映えますね。
 超広角はこの端部のゆがみが味わいでもあり弱点でもありまして...しかしすごい遠近感ですな。
 
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 レンズに翻弄されてるような気もしますが、こんな普通の写真も撮れますよ。笑
 門の開口部がちょうど額縁のようになってます。

 ちょうど今がクライマックスの毘沙門堂、今度の週末は早くも花吹雪になってそうですね。
 道幅が狭いので車ではあまりオススメしませんが、山科駅から混雑なしに歩いていけます。
 京都は人ごみがねぇ...という方には特にオススメですな。
 一応京都市内ですので。笑
 
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■毘沙門堂門跡



京都市山科区安朱稲荷山町18番地



223系JR琵琶湖線・湖西線 山科駅下車 徒歩15分

京阪800系 京阪京津線 山科駅下車 徒歩15分

京都市交50系 地下鉄東西線 山科駅下車 徒歩20分


拝観時間8:30 ~ 17:00