X68000でMIDI天国。そう、そこはゲームミュージックパラダイス! | 令和に始めるX68000

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ずっと憧れだったX68000。約30年の年月を経てついに手に入れたのですが
入手早々トラブル発生!電源が入らない!フロッピーディスク読み込まない!
このブログではそれらのトラブルを解消し快適なX68000ライフを満喫する様子をお伝えする、はずです…

先週X68000でMIDIが鳴るようになって、グラディウスIIの素晴らしい楽曲にうっとりです。皆さんのX68000のお気に入り楽曲は何ですか?ぜひ教えてくださいね。
 

さて、前回ちょっと言及していたグラディウスIIのシンクロ演奏がまだ試せていないんですよね。
私が先週ブログで書いたのはSC-55モードですので、BGMは全てMIDIで鳴っていて、効果音のみ内蔵音源がなっている、という状態でした。これがMT-32モードになると、BGMは内臓音声とMIDIの同時演奏(これをシンクロ演奏と書いています)になるんです。チョー楽しみ!

 

と、いうことで早速セッティングしていきましょう。ちょっと前回と状況が違います。SC-88ST Proには自身の音と外部入力の音をミキシングする機能がありましたが、今回使用するCM-32Lにはその機能がありません。そこで外部ミキサーのチカラを借りることになります。

まずはX68000MIDIボードのMIDI OUTからCM-32LのMIDI INへMIDIケーブルを接続、そしてCM-32LのHEADPHONE出力にステレオケーブルを接続します。

ミキサーといっても本格的なものは持っていなくて、オーディオテクニカのポータブルミキサーです。これにCM-32LのHEADPHONEから延ばしたケーブルを接続して、ミキサーからいつものスピーカーにつなげて…。あれ、困りました。X68000のHEADPHONEから取り出したステレオミニプラグの入力がミキサーにありません…。L、R独立の入力はあるのですが、X68000のHEADPHONEから取り出したステレオミニプラグを変換して入力する手段が手持ちのケーブルやアダプタでは変換できないのです…。

 

うーん、しょうがない。おバカ構成ですが、スピーカー2台構成でいきましょう!MIDIはいつものスピーカー、内臓音源は別のポータブルスピーカーに接続して、レッツプレイ!

 

イイ…、すごくイイ!SC-88ST Proモードもいいけど、MT-32モードもいいぞ!内臓音源は従来の音楽をそのまま流していて、MIDI音源が伴奏やコーラス的な位置づけでハーモニーを奏でていて、音の厚みが全然違う!もしかしたらスピーカーを2組使ったのもよかったのかもしれませんが、もう本当に耳がシアワセです…!

 

あぁ、こんないい音楽でゲームができるなんて、本当に贅沢!しかし、現在のX68000よりはるかにハードウェアスペックが上がったパソコンやゲーム機のゲームに触れているのに、X68000のゲーム音楽でこんなに感動できるなんてなんだか不思議ですね。

 

そうそう、X68000でMIDIといえばボスコニアンがすごいらしいじゃないですか!ボスコニアン持っているので早速ボスコニアンを起動したのですがMIDIで鳴りませんでした。ちょっと調べたところ、パッチをあてないとMIDIでならないのだとか。パッチはちょっと探しただけでは見つかりませんでした。ご存じの方いらっしゃったら情報提供いただけると大変ありがたいです…。

 

では今週はこんなところで。来週はいよいよFDDエミュレータ導入ですかね?!四苦八苦するX68000初心者の姿をご期待ください(笑)。