ITベンチャーはチャンス!ビジネスモデル特許は特許されやすくなった? | 知財を活用した「知財ポジショニング戦略」 徹底解説!

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仕組みやモノのアイデア権利化コンサルタント・弁理士 遠藤 和光

特許庁から2014年11月19日にビジネス関連発明の統計データが発表されています。

「ビジネス関連発明」は、汎用コンピュータや既存のネットワーク等を利用した新しいビジネス方法に関連する発明のことです(平成11年12月22日特許庁「ビジネス関連発明に関する審査における取扱について」)。

「ビジネス関連発明」は、「ビジネスモデル特許」と同じ意味と考えていいですね。

なお、「ビジネスモデル特許」は、コンピュータやネットワークを利用したものに限らず、ビジネスに用いる道具(収支対照表など)を含むとする考えもあります(平成23年3月AIPPI・JAPAN「コンピュータ・ソフトウエア関連およびビジネス分野等における保護の在り方に関する調査研究報告書」)。


(1)ビジネス関連発明の出願件数の推移

 
  
ビジネス関連発明の出願件数は、ビジネスモデル特許がブームになった2000年にピーク(約19,200件)となりました。そこから徐々に減り、2011年に5000件近くまで減りましたが、最近は増加傾向にあり、2013年は約6,500件になっています。


(2)ビジネス関連発明の特許査定率


ビジネス関連発明の特許査定率は、2003年から2006年では約8%(全分野の平均値は約50%)だったので、ビジネスモデル特許は特許され難いという印象を持っている方多いようです。しかし、2007年以降は上昇傾向にあり、2013年には約63%(全分野の平均値は約70%)にもなっています。どうすれば特許になるかが分かってきたのではないかと思います。

 
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