最近、女主人様が、どこかのBSの「ゲゲゲの女房」の
再放送の再放送を見られておられます。
本日も拝見したのですが、鬼太郎が、単行本から週刊漫画誌連鎖になるところでした。
召使ジジイは、「懐かしいですねえ、そうそう、始まりの単行本の時は、
『墓場の鬼太郎』、と言ってたんですよ」と申し上げますと、
え~、と、ビックリしておられました。
ジジイと女主人様は3年ほど、この世への登場が違いますが、
昭和30年代の3年の違いは、3種の神器が瑞穂の国に広がるか広がったあとか、
くらいに、ちょうど違ってくる時代なので、大きい感じでございます。
今の若い方々に、テレビはまだ無くて、ラジオだけの時代があったんだよといっても、
スマホ片手の若い人には、頭がおかしいと思われるかもしれませんね・・
鬼太郎というと、召使ジジイには、岩屋駅前の貸本屋さんが思い出されます。
小学6年くらいまでは、貸本屋さんの中心は、日の丸、冒険王、
などの月刊漫画誌もありましたが、中心は、単行榜本でした。
そこで見た「墓場の鬼太郎」という漫画は、いまも衝撃が残っています。
本を開くと一気に引き込まれ、目が離せずに、立ち読みで読み終わりそうになるので、
あわてて、これ貸してくださいと、お金を払って、お願いしたのでした。
その頃は、佐賀県の田舎に、都会の流行りが流れて来るのに、
10年とは言いませんが、7~8年の差があったと思います。
ただし、テレビの普及により、ドラマや漫画などは、差が無くなったかと思います。
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マンガも単行本のあいだは、社会派的なものが存在していました。
たとえば、交通戦争と言われていた時代、事故後から24時間以内に死亡しなければ、
交通事故死に計上されない、などを啓発する漫画などがありました。
でも、月刊誌、週刊誌に覆われていくにつれ、そんな本は目に付かなくなりました。
現在のテレビと同じ状況に、なっていったのだと思われます。