PPOSはまだ歴史が浅くここ数年の刺激方法です。
前回のブログで紹介しましたがアンタゴニスト法と比較すると同等の成績を出しているなどの論文が多数出ています。
この論文では推定無罪と述べています。
つまりまだ証拠不十分ではあるもののPPOSはアンタゴニストとほとんど同じで大丈夫だと。
タイトルのinnocent until proven guiltyというのがなんとも皮肉のようですが、結論のところで「医学と法律は異なるもののPPOSである程度良いとの証拠が揃いつつあり、 PPOSを完全否定する素晴らしい論文が出るまではPPOSを認めてあげても良いのでは」と締めくくっています。
Human Reproduction, 2024, 39(5), 878–879
Progestin-primed ovarian stimulation and aneuploidy, innocent until proven guilty