知りたがりの木村。 | 木村和人、パパ木村、或いは、キムキムと呼ばれる男。

木村和人、パパ木村、或いは、キムキムと呼ばれる男。

ほぼ三つの呼び名が存在しますが、ほぼ同一人物かと思います。

さて出発しますかと、駐車場にいったら車に雪が10センチ強積もっておりました。
今年は良く降りますね。

私、大阪市内へ向かう地道ルートは西ルート、東ルート、その間のルートと3つを使い分けておるのですが、今日は市内でも大分西方へそれたところへ向かったため西ルートを選んだのですが、基本は多少の違いなら一番多く使うのは東ルートでして、今日はかなり珍しい行きかたでした。

車内はいつものようにAMラジオでしたが、交通情報によるとその東ルートは雪のため全線通行止めとのこと。
かなりラッキーでした。

さて、ラジオ的には、世界的に本ブームがあるとかないとかで、特にロシアでさかんというようなお話。
マナー教室の名前が「ゲイシャ・スクール」と呼ばれていたりと、かなり「?」な部分もありつつ、アニメ、『グレンダイザー 』の視聴率が100%だったとかで、へぇ~、な感じではあるのですが、今ウィキのリンクをはってみると、その数字がフランスのこととしてあげられていたので、ちょっと自信がなくなりました。
因みに『ドラゴンボール』が視聴率70%=フランス、というのは確かに聞いたような気が致します。

とはいえ、それ以上に話の発展は見込めそうにないので、今日もまた、クイーカについて書いてみようかと思うのですが、それというのも、私が使うような、民族打楽器にはアフリカ起源とされているものが沢山ありまして、というか、ラテン、ブラジル系の民族打楽器で、同種の楽器でアフリカに無いものは無いのではないかと思われます。

例えばビリンバウのような非常に特異な形状・音をした楽器でも古くからアフリカには存在しておりましたし、アフリカ人が黒人奴隷として世界各地に楽器やリズムをもたらしたというのはまごう事なき事実でありましょう。

ここで、クイーカの話に戻りますが、この楽器何で使われるってやはりサンバですが、サンバ=ブラジルというところで思考停止しておりましたが、これがフリクション・ドラム(こすり太鼓)の一つで、例えば、イギリスのLions roarであるとか、蛙の泣き声を模す楽器であるとかと同系列のものと分類されるものであることや、やっぱり、アフリカに「カランガ族(ジンバブエ)のカバ太鼓 」なる、「クイーカの起源」説を持つ楽器が有ったりということが分ってまいりました。

これは、カバ太鼓というくらいですから、カバの鳴き声をもしたもので、どうもこのての楽器は動物の鳴き声に例えられることが多い・・・。

奇しくも本日はジョゼフ(from南アフリカ)の仕事だったので、そのあたりのことを尋ねて見ますと、中々面白い話を聞くことができまして、

①アフリカ広しといえど、このクイーカ型の楽器はのほうでしか見たことが無いということ。
・・・ジンバブエもアフリカのごく南部に位置しているので、この辺りも符合します(一応、『私の知る限りでは』、とは言っていましたが・・・)。

②彼の故郷ズールー族、スワジランド界隈で使われていたそれは、Ngoulula と呼ばれていて、動物の鳴き声を模したものではなくて、「精霊」の声とされている、ということ。


精霊・・・この手の話に私は弱いので、なんとか調べようか思いましたが、ウェブ的には日本語・ページではこれ以上の情報は集められそうも無く・・・、普段英語の解説など全く読む気力が無い男なのですが、頑張って英語のウェブ・ページを探そうともくろみましたが、ヒットしませんね・・・。

彼の言っていたことを思い出しますと、アフリカ南部のいくつかの部族がこれを使っていたということなので、考えられるのは、

・部族間(ひょっとするともっと小さい共同体単位)で呼び名が違う可能性があるのでは?
・あらわすものが動物と精霊という違い・・・アフリカも多神教ということを考えると、カバ(或いはそれに類する動物)=精霊ということも可能?

といったことなどでしょうか・・・。

いずれにせよ、

「ほな、ネットでNgoululaで検索したら何か分るかな?」

と聴くと、

「いや~、多分出てこないと思うよ」

と言っていたので、そこら辺に何か鍵がありそうな気がします。


ということで、次回会うときにまた情報収集もしてこようかと思います。

アマゾン、森の精霊からの声/南 研子