パート1は要らないんじゃないの? | TOEICはKazuにまかせろ!

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今のTOEIC公開テストの受験者の大多数は若い人なので、今の「新形式TOEIC」しか知らない人も多くいると思います。もちろん、そういう人は当然パート1の歴史も知らないと思います。

 

TOEICは改訂の度に問題の内容が変わりました。「初代TOEIC」ではパート1は20問もあったのです!当時からリスニングは100問でしたので、何と2割が写真問題!私自身も「coffeecopyで引っ掛けようとするようなあのような幼稚な問題は、いくらなんでも多すぎるだろう」と思っていましたが、案の定、2006年の最初の改訂で10問に減りました。そして、「次は無くなるだろう」と思っていたのですが、2016年5月の改訂で現在の6問になり、しぶとく残されたのです。でも、今でも私は「パート1は要らない」と思っています。

 

TOEICは200点以下の人から990点取れる人まで同じ問題を解くので、前者でも点が取れるように、やさしい問題も組み入れる必要があることはわかります。でも、それならばパート2以降でそのようなやさしい問題を入れればいいと思うんですけどね。

 

こういうと、「パート1のどこが問題として悪いのだ!」と言われるかもしれません。ちなみに、パート1で「putting onは誤り」というのは周知の事実です。着ている最中なのか脱いでいる最中なのか、写真では判断できないからです。では、今までに「putting on」が100%ひっかけだったかと言うと、実はそうではありません。私が受けた問題フォームでは、人が服を着ている最中の姿を巧妙に写して「putting on」を正解にしたケースが過去に1回だけありました。いわゆる受験者の技を封じてきたのです。私はその瞬間「何をやってくれるんだ、ったく!」とあきれました。こう考えると、やはりあまり意味のないパートだと思いますけどね。

 

よし、こうなったら次回2026年5月の改訂時に廃止になるように、強烈に祈願をしてやろうじゃないの。まずは京都の北野天満宮へ行って、道真公にETSを説得するように懇願してくるか。

 

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