ご無沙汰しております。
というかごめんなさい。なかなか新作がお届けできませんね・・・
さて、そこは開き直っちゃって、生存報、、、いや近況報告を。
昨年、ブログでもお知らせしたブロ友「山本まさみ」先生の本「やさしく読めるビジュアル伝記ゴッホ・学研プラス」から始まったゴッホ・ブーム。
ファン・ゴッホの名前を聞いて思い浮かべるのは、人生最後の半狂乱な暗い印象。
しかし、この本でそれが一変。最新の研究情報も内容に基づき大きく変わっており、また彼を取り巻く人々の交流が優しく描かれていて、人間らしさに共感できます。何たってそこは山本さんの文章だもの。温かい。
ゴッホには兄弟がおり、中でもテオという兄弟はずっとゴッホを信じて支え続けたのですが、恥ずかしながらこの本を読むまでお兄ちゃんだと思ってました。
よくできた弟でした。。。あああ恥ずかしい。。。(/ω\)
ぜひ読んでもらいたいです。ご希望なら著者サイン可能です♪(勝手こと言っちゃった)
とにかく、2020年。
年明けからブーム完結に注力しておりました。
まずは年明けに大塚国際美術館(四国・徳島)を訪れました。
おっ!ヒマワリ。
※ゴッホというより、システィーナ礼拝堂やヴィーナス誕生だったりが目的という噂もありますが・・・
と、、、とにかくゴッホ作品に触れました。
ということでゴッホの肖像画。
えっ?ゴッホの作品じゃない?って・・・そうでした。ゴーギャン作「ヒマワリを描くゴッホ」でしたね。。。
ともかく、ゴッホ・・・です。
展示スペースの脇にチラシがあり、それを見たところ、ゴッホの映画を上映しているというではありませんか。
見に行かない手はありません。あれ?思い付き?
ゴッホが画家として活動した10年に焦点を当てられています。
彼が描いた作品の裏側を見れるような描写が実に興味深い。モデルは誰かとか、風景とか。
また、ゴッホを演じたウィリアム・デフォーさんという俳優が抜群。ゴッホ本人に会ったことはありませんが、そっくりでした(笑)すごく繊細で一方で破滅的。何より描くことへの執念・執着が恐ろしく伝わってきました。
山本さんの本同様、最新研究内容が反映されています。
ぜひ見てもらいたいです。
こうなると改めて作品を改めてみたくなるところ。でもねぇ。。。大塚国際美術館に出かけたばかりだし、それなりに交通費や入場料、お昼代もかかるしなぁ・・・
と愚痴っていたら、兵庫県立美術館で「ゴッホ展」を開催しているとグーグル先生が教えてくれたのです。
これは「行かいでか!!
というわけで神戸・三宮へ行ってきました。
よくぞ・・・集めたよなぁというレアな作品群。
油絵だけでなく、モノクロ画(鉛筆画)まで!!
一番よかったのは、彼がいかに自分のスタイルを確立させていったかという過程がわかりやすい展示です。師匠や友人、ハーグ派や印象派といった作品も途中に飾っていて、ゴッホの求めた自分だけのスタイルは何だったのか?それが理解できた気になりました。
これもぜひ見てもらいたいです。
って、エーカオのアイデアにはつながらないものでしたが、魂の洗濯、創作への活力の復活につながりました。
もうちょっとだけ新作は待ってくださいね。必ず戻ります!
ゴッホ同様(言い過ぎだけど)、絵を描くしか自分だと主張できるものがないので・・・♪