MotoGP/FIM MiniGP World Series』~来季から2クラス開催 | 坂田和人 オフィシャルブログ Powered by Ameba

坂田和人 オフィシャルブログ Powered by Ameba

坂田和人 オフィシャルブログ Powered by Ameba

『FIM MiniGP World Series』~来季から2クラス開催<motogp.com

キャリアの継続させる目的で、開催3年目の2023年から年齢別に『160cc』と『190cc』を開催

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「やはりそうだよな」という印象。

 

MiniGPのレギュレーションは、Ohvale (オバーレ)160cc (10インチホイール) : 10歳から14歳」だったが、早い段階 (年齢が若い) でこのクラスでチャンピオンになってしまうと、「13歳からの出走が許可されるヨーロピアン・タレント・カップに参戦することができない」と思っていました。

早い話が、その期間の穴埋めクラスとして、「190cc (12インチホイール) : 12歳から16歳」のクラスを設けたということでしょう。

 

これでドルナースポーツの考える「MiniGP」→「タレント・カップ」→「CEV」or「レッドブル・ルーキーズ・カップ」→「MotoGPのMoto3クラス」という一貫したMotoGPまでの構図が完成されたと言うことになりますね。

 

疑問点は「160ccを開催せず、190ccのみの開催としても開催することは可能なのか?」と言うこと。

現時点で日本での開催は160ccのみで、レギュレーション上クリアしなくてはならない、ぎりぎりの参加者数。この状況でプラス190cc開催となると、主催者の開催に掛かる大きな費用負担や参加者の確保などを考えると容易ではないでしょう…。

 

日本ではOhvale (オバーレ) は流通しておらず、現在はホンダのNSF100(12インチ)があるのと年齢的な部分で、190ccの12歳から16歳の方が参加需要が多いように感じます。

 

近い将来、「miniGPを通過しないとタレントカップへは参戦できない」となってしまうような予感がします…。

関係者間で言われている、既にMotoGPで起こっている日本メーカー排除、アジア人排除の傾向が更に加速しそう。仮にドルナースポーツにその思惑がなかったにせよ、結果としてその傾向に進んでいるのは間違いないでしょう。

ドルナースポーツの独占企業化。。。

 

ーーーーーーーーーーーーー

Twitter <@kazuto_sakata>

ーーーーーーーーーーーーー