今日は筑波サーキットで2輪ファミリービギナークラスのお仕事でした。
北陸地方での寒波の影響を受け、朝から気温が上がらず、お昼過ぎには風速10mの風が吹いてコース上は土ぼこり状態。
結局、この日の最高気温は6.6度、路面温度は12.5度でした。
強い風の影響で、2周で指先の感覚が薄れてしまうくらいで、この数字以上に体感温度はとても寒かったです。
フリー走行前にコースイン直後に先導走行が2周があり、その先導中に参加者が私を抜いていきました (汗)
参加者曰く、「先導走行の周回を間違えました」とのこと。
百歩譲ってそれは仕方ないとしても、「先導中は全ポストで黄色旗が掲示」されています。黄色旗区間は、「追い越し禁止区間」です。
自分の走りに一生懸命になり過ぎて、周りが見えないようでは困ります。他人を巻込む事故になりかねません。
スクール終了後、その方はパドック内でスピードの出し過ぎで再注意しました。パドック内は徐行でお願い致します。
一般道の信号で、ゴールドカード免許を持っていようが、そうでないにしても免許証を持っている以上、信号を守る義務があります。
サーキットも同じで、プロであれ速い人であれベテランだろうが、ライセンスを持っている以上はフラッグを守る義務があります。
以前のブログに書きましたが、私の今までのキャリアでフラッグ無視やフライングなどのペナルティーを受けたことは一度もありません。
日テレジータス MotoGP (Moto3クラス) の解説において、そういった自負があるからルール違反について厳しく言及するのです。
それ以外でも、大きな事故や悲惨な状況を目の当たりにしているからです。
ルールを守ると言うことは、リスクのあるサーキット走行やレースにおいて、そのリスクを少しでも軽減する意味でもとても重要なことです。
皆さんもサーキット走行をする際には、広い視野と考えでサーキット走行を楽しんで下さい。