全日本/中須賀克行選手 最高峰で10回のチャンピオン獲得 | 坂田和人 オフィシャルブログ Powered by Ameba

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少し前のライディングスポーツ10月号のP78に記載してあった「中須賀克行選手のコメント」です。

 

全日本ロードレース選手権の最高峰で10回目のチャンピオンとなった克行のコメントは、とても素晴らしく深いですね。

2000年〜の全日本のGP250時代は、とても苦労しながらレースをしていましたから、その苦労があって今があると思います。2000年から全日本はTV大阪の仕事で全戦まわっていましたので、外から見ても「努力しているな」という印象でした。

 

2012年 MotoGPの最終戦に代役参戦し、2位表彰台獲得の経験もあるし、日本GPのワイルドカード参戦でも、テストを行いながら常にポイント圏内でフィニッシュしていました。

克行はGPでフル参戦して欲しかった、と思うライダーのひとりですね。

 

 


昔は「レースは準備が全て」と言われていましたよね。

私もアカデミーやスカラスップで同じようなことを伝えています。

 

私の場合、決勝前の夜に予選リザルトを見ながらレースシュミレーションをしていると、眠れなくなることが頻繁にありました。

 

夜遅くまでメカニックとデータロガーを見ながらサスペンションやミッション、ファイナル(天候にる風向き)などについて話し、その後は全てのリザルトを何回も見ながら、決勝でのレース展開を何十通りもシュミレーションしていました。(これは今の解説の仕事に大きく役立っています)

これもレース前の準備だと思います。

 

そのため、全てのレースで24時前に寝たことは一度もなく、寝るのは大体1~3時でした。

寝不足よりも考え不足でレースをする方が不安になるし後悔もするからです。

そのためか、どんなレース展開になっても慌てることはなく常に冷静にレースが出来ました。

 

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Twitter <@kazuto_sakata>

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