MotoGP/競技規則及び技術規則の改訂発表 | 坂田和人 オフィシャルブログ Powered by Ameba

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前戦の日テレジータス解説の際に、2023年からMotoGPの全クラスで参加年齢制限の引き上げについてお伝えしました。
 
CEV、レッドブル・ルーキーズ・カップ、アジア・タレント・カップなどは、2022年から参加年齢制限が引き上げられます。(ドルナースポーツが統括するレース全般)
 
年齢制限引き上げだけで、若手ライダーの事故が極端に減るとは思いませんが、ひとつの試みとしては良いことだと思います。
私がGP参戦していた頃よりも、危険な走りをするライダーが多くなった印象があります。多かれ少なかれ、低年齢化の影響はあると思います。
 
道具(バイク)を使うのは人間です。
その使い方(ルールを含め)をしっかりと学ばせることが一番だと思いますが。。。
 
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Twitter <@kazuto_sakata>
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競技規則及び技術規則の改訂発表motogp.com

ウォームアップ走行時間、最低年齢、エンジン、燃料タンク、テスト用タイヤに関して変更

 

 

国際モーターサイクリズム連盟は23日、グランプリ・コミッションが競技規則と技術規則の改訂に関して次の決定を下したことを発表した。

 

競技規則(2022年施行)
ウォームアップ走行時間
『Moto3™クラス』と『Moto2™クラス』のウォームアップセッション時間は10分に短縮。

 

競技規則(2023年施行)
『Moto3™クラス』と『Moto2™クラス』の最低年齢が16歳から18歳に引き上げられる。 『Moto3™クラス』で許可される出走最大数は、30人の契約エントリーと2人のワイルドカードに制限される。

 

これらの変更は、国際モーターサイクリズム連盟が認可した幅広いチャンピオンシップでの最低年齢に関する包括的な変更の一部であり、詳細は『パーマネントビューロー』から発表済み。

 

技術規則(即時施行)
『MotoGP™クラス』~代替/再構築エンジン
以前は、技術的な精査の対象となるエンジンが交換または再構築された場合、メーカーは割り当ての一部として、代替/再構築されたエンジンを使用できるようになる前に、精査の結果を持つ必要があった(最大45日)。

 

今後は、メーカーは承認を待たずに、精査の直後にエンジンを再構築または交換することが許可される。ただし、エンジンが規則に準拠していないことが判明した場合、その代替または再構築されたエンジンが使用されたイベントにもペナルティが適用される。

 

さらに、チェックされたエンジンと代替エンジンの合計走行距離は、最大2800キロメートルになる。

 

『MotoGP™クラス』~レース用燃料タンク
準備の安全上の理由により、チームは各マシンに3つの燃料タンクを準備することが許可される。レースに向けて3つの燃料タンクを安全に準備するための十分な時間を確保するために、公式周囲温度の宣言時間とチームへの技術調査員の割り当ては、現在の75分からレース開始の90分前に変更される。

 

正式に供給され承認されたコンテナは、2つのままで、1つは3番目の燃料タンクを満たすために再利用される。

 

技術規則(2022年施行)
『MotoGP™クラス』~ブレーキパッケージの価格
主に多くのサーキットでより大きなブレーキディスクが使用されていることから、ブレーキパッケージの最高価格を7万ユーロから8万ユーロに引き上げられる。また、独占供給業者であるブレンボとの間で、供給される部品の組成に僅かなばらつきがある可能性があることが合意された。規則の詳細は、モーターサイクルスポーツ製造者との協議と事前承認に続いて、それに応じて調整される。

 

『MotoGP™クラス』~タイヤアロケーション
ミシュラン、ドルナ、国際モードレーシングチーム連盟との間で、テスト用のタイヤ割り当ての修正が合意され、実際のイベントでは、ミシュランとの合意により、リアスリックタイヤの割り当ては、合計で12本となる。

 

・仕様Aは最大6本
・仕様Bは最大4本
・仕様Cは最大3本

 

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Twitter <@kazuto_sakata>

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