鈴鹿8時間耐久ロードレース/気になっていること…。 | 坂田和人 オフィシャルブログ Powered by Ameba

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今年の3月17日、株式会社モビリティランドは7月15~18日に三重県・鈴鹿サーキットで行われる予定だった『2021 FIM世界耐久選手権(EWC) 第3戦“コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース第43回大会』の開催を延期して11月5~7日にEWC最終戦として開催することを発表しています。

 

 

今、一番気になっていることは、その「鈴鹿8時間耐久ロードレース」の開催についてです。

このコロナ禍の中、MotoGPの日本GPでさえ開催が中止になりましたからね…。

 

「オリンピックを開催してMotoGPは何故やらないのか?!」と思った方は多いはずです。

コロナ禍の影響で主催者側はその対策など色々な準備に追われます。もちろんそれに伴い費用も時間もかさみます。それでなくても日本は島国ですので、ヨーロッパで行われる以上に規制が多くやらなければいけないことや費用がかさみます。

サーキット側は開催したい意向でも、こうした状況下(コロナ禍)では主催者側も苦渋の決断だったと思います。

 

今では救急車での搬送で中等症患者が何時間もたらい回しにされたり、昨日のニュースでは何時間も救急車で搬送先を探したが「搬送先が見つかりません」と断られたようです。また自宅療養者が亡くなる事態にまで陥っています。都内では用意された酸素濃縮器 (吸入器) もあと1割ほどしか余っていないようです。おそらく、このような事態によりコロナ患者以外にもそのしわ寄せが出ている状況でしょう。

 

サーキットは受け入れ先の病院が手配できないとレースは開催できません。天候が悪いと緊急搬送用のヘリコプターが飛べない、医師が不在などがあるとレースを進行することが出来ないなど、サーキット側にも色々な要素が含まれます。

 

MotoGP中止発表時よりも日増しに増加していく重傷者数。結果的にMotoGP中止は妥当な決断だったと言うことになります。

 

このような状況下で、鈴鹿8時間耐久ロードレースがどうなってしまうのか。。。

シリーズ戦を成立させるためには代替開催を行う必要があるなど、きっと主催者は頭を悩ましていることでしょう。。。

仮に代替をヨーロパで行うと仮定すると、時期的に10月頃までに日程を組む必要があり、その2ヶ月前 (開催に要する時間) を逆算をすると8月頃あたりかなと…。


「ただの風邪、自分は大丈夫、皆が外出しているから、我慢の限界」ではなく、

私に出来ることは、不特定多数の人が集まる密を避け、今まで通り感染対策を怠らず注意して過ごす必要があると思っています。

 

次のアカデミー開催まで1週間。今日の検温は36.3度。開催前日、当日の検温で、参加者全員が感染しない感染させない気持ちを持ち続けることが大切なことだと思います。

 

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Twitter <@kazuto_sakata>

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