カタルーニャGP/Moto3決勝レース後のインタビューで、鈴木竜生選手、鳥羽海渡選手が、現在のMoto3クラスにおいて、危険な走行が多いことについてコメントしていたのがとても印象的でした。
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日本人ライダーインタビューコンプレーション <motogp.com>
鈴木:ここ数年、レース内容が酷い。ストレートでのジグザグ走行(蛇行)。リスクのあるレースの中で周りを配慮しない走行が多い。
鳥羽:今のmoto3は危な過ぎる。危険な行為が多過ぎる。
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Moto3クラスの参戦者が低年齢化となっていることや、曖昧なレギュレーションもその原因のひとつだと思います。またアグレッシブとデンジャラスな走りをはき違えているのではないでしょうか。
ドルナーが下部組織を構築していることはとても素晴らしいことですが、下部組織の時点でしっかりとした教育を行うべきだと思います。(CEV、アジアタレントカップ、レッドブルルーキーズカップ)
「一部ではレギュレーションが厳しくなり過ぎている」という意見があるようだが、個人的な意見では、リスクを伴うスポーツなだけに他のスポーツよりもレギュレーションが厳しくて当たり前だと思います。
ルールはルール。ルールは守るためにあり、破るためのものではない。それを守れないのであれば、他人を傷付ける可能性や取り返しのつかない事態に陥る可能性が大いにあります。
敢えて言わせて頂きますが、私は1988年にレースをはじめてから現在に至るまで、一度もペナルティーを受けたことがないです。
中途半端なロングラップペナルティーなど排除し、もっと厳しいペナルティーを課せないと全く意味がないと思います。
以前は、ゼブラゾーンの外側はグラベル。ゼブラゾーンの外に出れば、現在のロングラップペナルティー以上のポジションダウンや転倒のリスクがあった。だから、意図的にゼブラゾーンの外側に出るライダーはほとんどいなかった。
色々なコース事情があり現在のようなコースとなったのは理解が出来ます。それであれば、それに見合ったレギュレーションをしっかりと作っていく必要があると思います。
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Twitter <@kazuto_sakata>
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