MotoGP/イギリスGP&オーストラリアGPのキャンセルを発表 | 坂田和人 オフィシャルブログ Powered by Ameba

坂田和人 オフィシャルブログ Powered by Ameba

坂田和人 オフィシャルブログ Powered by Ameba

今日、motogp.comにて「イギリスGP&オーストラリアGPのキャンセルを発表」がUPされました。<motogp.com

 

以前、5月1日のmotogp.comにて、ドルナは以下のように発表しています。<motogp.com

 

「我々の最初のプログラムは欧州で始まり、7月下旬から11月までの開催です。状況の確認が必要です。欧州以外では11月以降の開催が可能となりますが、欧州からの移動が可能でない場合でも、少なくても10戦から12戦を7月下旬から11月下旬までに開催します。」(一部抜粋)

 

<ドルナスポーツの最高経営責任者カルメロ・エスペレータ/motogp.com

 

またこのようにもコメントしております。

「我々は複数のレース開催を検討します。実現するには、もしかしたら、同じ週末に開催するのではなく、同じサーキットでの2週連続開催になるかもしれません。」(一部抜粋)

 

憶測で物事を言うのは良くないですが、

これまでの記事を読み返すと、恐らくヨーロッパ以外となる日本GPもキャンセルになる可能性が高いのではないでしょうか…。あくまで主観ですので、ご了承下さいませ。

 

MotoGPを開催するとしても2週連続開催を予定し、チームとライダーと関係者 (ドルナ含む) で合計1600名の移動。(この中に取材するメディアや中継するテレビは含まれてません) 

ヨーロッパ以外の移動となると、マシンや機材などをチャータ便で空輸、関係者の移動や宿泊などに掛かる莫大な経費。ヨーロッパからの移動 (往復) は、経費と時間的にも大きなロスとなる。

 

ドルナは「欧州以外では11月以降の開催が可能となりますが」と伝えていますが、11月以降の開催となるとツインリンクもてぎのコンディションはかなり厳しいでしょう。実際、11月ともなると全日本や世界選手権レベルの大きなレースイベントは行っていないです。

無観客開催となると、開催するサーキットにとっても大きなダメージとなるでしょう。

また1600名もの入国を日本政府が認める状況になるのかも、現時点では見通しがつかないのではないでしょうか。

 

唯一、マレーシアGPの中止は発表されていないので、まだ日本GP開催の可能性は残されていますね。

個人的には日本GPが開催されることを願っていますが、現状で考えると先行きが不透明なのは間違いないでしょう…。

あくまで主観ですので、ご了承下さいませ。

 

ーーーーーーーーーーーーー

Twitter <@kazuto_sakata>

ーーーーーーーーーーーーー

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

イギリスGP&オーストラリアGPのキャンセルを発表  <以下、motogp.com

 

ドイツ、アッセン、フィンランドに続き、8月のイギリスと10月のオーストラリアも中止。

 

 

国際モーターサイクリズム連盟(FIM)は28日、国際ロードレーシングチーム連盟(IRTA)、ドルナスポーツと共に新型コロナウイルスの蔓延により、8月28日から30日にシルバーストンで開催を予定する『British Grand Prix(イギリスGP)』と10月23日から25日にフィリップアイランドで開催を予定する『Australian Motorcycle Grand Prix(オーストラリアGP)』のキャンセルを発表。

 

イギリスGPのキャンセルに伴い、併催を予定していた『British Talent Cup(ブリティッシュ・タレント・カップ))』も中止となることが決まった。

 

スチュアート・プリングル(シルバーストン・マネージングディレクター)
「2018年にキャンセルされたレースがまだ記憶に新しいことであるから、イベントをキャンセルすることは大変大きな失望ですが、この例外的な時期に下すべき決断を支持します。ストイックなイギリスのファンの忍耐と支援に感謝します。開催日程の中で最も速く、最も歴史的なレースをシルバーストンで再び主催するために2021年を待ち、全ての人たちが楽しめる本当に特別なイベントになるように懸命に働きましょう。」

 

ポール・リトル(オーストラリアGPコーポレーションチェアマン)
「ビクトリア州、オーストラリア、そして世界中のファンが世界最高のサーキットの1つで世界最高のライダーたちのレースを観戦する機会が得られないことを大変残念に思いますが、正しい決断が下されました。オーストラリアGPはフィリップアイランドを世界的な舞台に押し上げ、21年には嘗てないほどに良くなって戻って来るでしょう。」

 

カルメロ・エスペレータ(ドルナスポーツ最高経営責任者)
「パンデミック及び開催日程の再編成に起因するロジスティクスとオペレーションの問題を解決する手段を見つけられず、チャンピオンシップにおいて、象徴的なイベントのキャンセルを強いられることを大変悲しく思います。シルバーストンとフィリップアイランドでは、常にシーズンの中で最もスリリングな週末となり、両方のトラックはチャンピオンシップにおいて、ファンに最も近いレースを提供するという約束に失敗したことが過去に一度もありませんでした。」

「ドルナを代表して、状況の改善を待つ間、ファンの理解と忍耐に改めて感謝します。来年、さらに信じられないバトルがシルバーストンとフィリップアイランドで展開されることを期待します。」

 

当連盟では、『QNB Grand Prix of Qatar(カタールGP)』の最高峰クラスキャンセル及び『Red Bull Grand Prix of The Americas(アメリカズGP)』、『Gran Premio Motul de la República Argentina(アルゼンチンGP)』、『Gran Premio Red Bull de España(スペインGP)』、『SHARK Helmets Grand Prix de France(フランスGP)』、『Gran Premio d’Italia Oakley(イタリアGP)』、『Gran Premi Monster Energy de Catalunya(カタルーニGP)』の延期を発表。

4月29日には、『HJC Helmets Motorrad Grand Prix Deutschland(ドイツGP)』、『Motul TT Assen(TTアッセン)』、『Grand Prix of Finland(フィンランドGP)』のキャンセルを発表していた。