もうファンヒーターの出番はないと思い、各所をメンテナンス&きれいに掃除をして少し凹みがあった所を直して保管しました。
天上部が少し凹んでいたので前面カバー下にあるネジ2つを外し、前面のカバーを外して下から手を入れて押し戻しました。簡単に形が戻って良かったです。
次にメンテナンス。
ここに記載している作業にあたっては、必ず自己責任でお願い致します。
この遮熱板下にあるネジ2つを外し、遮熱板を外してからフレームロッドの点検と清掃。
遮熱板を外すとフレームロッド (炎検知器) が見えます。状態はとても良いですね。
このフレームロッドにシリコンが付着すると、センサーが働いて着火しなくなります。
おそらく、一般的に「買ったばかりなのに直ぐに壊れた」と言うのは、フレームロッドのシリコン付着に起因した故障が多いでしょう。
シリコンが付着すると下の画像のようにフレームロッド (炎検知器) が真っ白になります。
こうなると電源が入って着火音まで作動するも「チッチッチッ」→「ガタン」と自動消化してしまいます。そして、液晶画面に「お買い上げの販売店にご相談下さい」などのメッセージが表示されます。
着火しづらい場合も、このシリコン付着が考えられます。
修理業者が来てやる作業は、先程のフレームロッドを真鍮ブラシとペーパーで磨くだけです。たったそれだけで、すぐにこの問題は解決します。
今回は、メンテナンスとして軽くペーパーで擦りました。
ここに記載している作業にあたっては、必ず自己責任でお願い致します。
「ヘアスプレーを使用しても引火しないから大丈夫」と思っていても、シリコン系のスプレーやヘアトリートメントなどのヘアケア製品は、故障の原因になるものも多いです。
良くありがちな「トリートメントをした髪をファンヒーターの前で乾かす」「柔軟剤を使用した洗濯物の部屋干し」なども故障原因と考えられます。
次に裏のファンを止めているネジ4つを外して、ファンに内部に付着している埃を除去。
埃はファンを痛める大きな原因となります。
給油タンク内の油フィルターは汚れていなかったので、これで清掃は終わり。
最後に動作確認をして全ての作業終了です。
着火直後なので、少し赤い火が出ているだけで、とてもきれいに燃えていますね。
埃付着防止のため、カバーをかけて保管しました。(カバーは100均で汎用品を売っています)
良い暇潰しになりました。
この時間になると、いつも小腹減ってしまう…。3時のおやつかな。
ここに記載している作業にあたっては、必ず自己責任でお願い致します。
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