2月7日にMotoGPのオフィシャルテストが、セパン・インターナショナル・サーキットで開催されました。いよいよ2020年シーズンがスタートしたと言う感じですね。
M.マルケスは右肩の手術の影響で、昨年よりは出遅れた感が否めません。
個人的に少し気になったことは、ライディングフォームに少し違いがあるように感じました。
中上貴晶選手も右肩の手術の影響で、厳しいスタートとなったようです。
V.ロッシは、来季からファクトリーチームではなくなるものの、ペトロナス・ヤマハ・セパン・レーシング・チームから継続参戦 (クアルタラッロと入れ代わり) となるのでロッシファンにとっては嬉しい限りですね。
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オフィシャルテスト~クアルタラロが1番手発進! <motogp.com>
6メーカーが20年型のプロトタイプマシンを投入。右肩を手術したマルケス兄と中上が走行を開始。
<初日トップタイムをマークしたクアルタラッロ/motogp.com>
最高峰クラスは7日、今年最初、20年シーズンとしては2度目のオフィシャルテストを第19戦マレーシアGPの開催地、セパン・インターナショナル・サーキットでスタート。初日は昨年11月の第18戦マレーシアGPでポールポジションを獲得したファビオ・クアルタラロがルーキーシーズンに使用したヤマハ車に乗り込み、トップタイムをマークした。
チームメイトのフランコ・モルビデッリは、最多の62ラップを周回して0.051秒差の2番手に進出。参戦2年目を迎えるペトロナス・ヤマハ・セパン・レーシング・チームの両雄が1‐2番手発進を決めれば、20年型のテストプログラムを開始したマーベリック・ビニャーレスは、11コーナーで転倒を喫して0.422秒差の6番手。キャリア通算25年目を迎えるバレンティーノ・ロッシは、0.624秒差の10番手。
新型と旧型の比較テストに着手したスズキの両雄、アレックス・リンスとジョアン・ミルは3番手と9番手に進出。
HRCの開発を担うカル・クラッチローは、仕様が異なる3台のシャーシが準備され、0.289秒差の4番手。右肩の手術から72日後の走行となったマルク・マルケスは、37ラップを周回して、0.731秒差の12番手。2日間のシェイクダウンテストに参加したアレックス・マルケスは新人勢の最高位となる13番手。
右肩の手術から101日後の走行となった中上貴晶は、チャンピオンマシンの19年型を初走行すると、31ラップを周回して1.870秒差の23番手。
ドゥカティ勢の最高位は、0.291秒差の5番手に進出したジャック・ミラー。アンドレア・ドビツィオーソとダニロ・ペトルッチは11番手と14番手。
最終戦バレンシアGPで左手首を骨折したフランチェスコ・バグナイアは、53ラップを周回して17番手。ドゥカティ車に初乗りしたヨハン・ザルコは19番手。1年落ちのドゥカティ車を使用するティト・ラバットは22番手。
シェイクダウンテストの最終日に新車を初試乗して好感触を得たアレイシ・エスパルガロは、0.482秒差の7番手。シェイクダウンテストで19年型を走らせたロレンソォ・サバドーリは20年型を初試乗。ブラッドリー・スミスは2日目から走行を開始する。
シェイクダウンテストで総合1番手に進出したポル・エスパルガロは、0.591秒差の8番手。ミゲール・オリベイラは16番手。イケル・レクオナとブラッド・ビンダーは20番手と21番手だった。
シェイクダウンテストの最終日に3年3か月ぶりにヤマハ車を走らせたホルヘ・ロレンソは、最終日にテストを予定している。