本日は、株式会社アライヘルメット様にご挨拶へ行ってきました。
レースをはじめた1988年からアライヘルメット様にお世話になっております。
早いもので、アライヘルメット様のお世話になってから今年で33年が経ちました。
お陰様で、全日本・GP時代、そして現在に至るまで大きな怪我なくライダーとして仕事を続けることが出来ています。長年に渡り、サポートして頂きましてありがとうございます。
今日、新井社長から「もう何年になる?」「最初にここへ来た時は〜」とお話されて、とても懐かしく少し恥ずかしいような気持ちになりました。
<新井理夫社長と談話中>
現在は、私が校長を務める「MuSASHi ハルク・プロ スカラシップ」、「MFJロードレースアカデミー」のスポンサーをして下さり、若手育成へのご協力も頂いております。
またASIA TALENT CUPのパートナースポンサーとしても、若手育成にご尽力されております。
<中央が空いていたので、中央にサインをしてきました>
貴重なヘルメットの衝撃吸収テストの現場を見学させて頂きました。目の前で、実際の衝撃吸収テストを行って下さいました。
<落下テスト/なかなかの衝撃音でした>
その後は、ヘルメットに使用するスーパーファイバー (特殊なガラス繊維) と通常のガラス繊維との違いを手で触ったり、テスト品 (薄い板状のもの) を自ら割り体感しました。通常のガラス繊維と大きな違いがありましたね。
帽体の主材料となるスーパーファイバーは、通常ガラス繊維の6倍程の値段がする高級ガラス繊維で、強度は30%以上、引きさき・貫通などに非常にすぐれたものということです。そのスーパーファイバーと特殊樹脂 (Z配合樹脂) により、接着力が上がることで強度が増し、より強固な帽体がつくれるそうです。
そして、ヘルメットの金型を見たり、職人技となる手作業での内装の組み立てなども見学させて頂きました。
<主材料となるスーパファイバー>
今日は、手作りに拘るアライヘルメット様ならではの工場見学ができ、世界で認められる信頼性とその品質の素晴らしさに触れることが出来ました。
規格は通過点であり「規格以上」(アライ規格) を目指すのがアライのこだわり<ARAI SAFETY>
アライヘルメット社長に国際団体が「金賞」<日本経済新聞>
今年、アライヘルメット様の新井理夫社長が国際モーターサイクリズム連盟 (スイス) から「ニコラス・ロディル・デル・バレ・ゴールドメダル」を受賞した。
同賞は二輪レースに多大な貢献をした人物や企業経営者に対し授与される。1983年に始まり、これまで受賞者は新井社長を含めて世界で23人、日本人では2人目ということです。