第9回 MuSASHi ハルク・プロ スカラシップ | 坂田和人 オフィシャルブログ Powered by Ameba

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先日12月1日は、第9回 MuSASHi ハルク・プロ スカラシップが開催されました。

天気予報では、一日中曇り予報でした。しかし、時折日差しがあり午後からは南風となったことで、日向では気温以上に暖かく感じました。ある意味、想定外でした。

 

<今年で6年目のCBR250R/ポジション・マフラー以外はノーマル>

 

今回は、小林龍太氏と水野涼選手と私がインストラクー。

 

<水野涼選手/小林龍太氏/私>

 

1本目/11:00~11:30/気温9度・路面温度16度

彼らは他でもバイクを乗っているので、ほぼ3ヶ月ぶりのスカラシップ+路面温度が低いということを差し引いても「首を傾げてしまうほどの走り」でした。

 

2本目/14:15~14:45/気温13度・路面温度18度

1本目の走行後と2本目の走行前にディスカッションを多く取り、ある程度改善されたように感じました。これが1本目の走行だったら、それほど悪くはなかったのですが…。

 

<路面温度を考慮し、今年はじめてタイヤウォーマーを使用>

 

1本目の走行前に、スカラシップ生はバイクに跨がったり、書き溜めたノートを読み返していたが、それが足りていなかったということです。

 

1本1本の走行を無駄にせず、久しぶりに乗るのであればそれ相応のイメージトレーニング (書き溜めたノートを熟読など) などが必要です。当日の朝だけやれば良いと言う訳ではないです。

 

厳しい言い方かもしれませんが、「言われるからやっている」「言われるからノートに書いている」、残念ながら、そういう姿勢にしか見えなかったです。

 

タイムや走りに良いところがなければ、そう言われても仕方のないことです。

私の知る限り世界GPでは、過程 (プロセス) よりも結果 (リザルト) が求められる世界です。

 

どこを目指しているのか?目指している目標により努力にも違いが出てくるはず。それをよく考えることです。

 

次が今年最後のスカラシップ。

誰でも失敗やミスはあるもの。それを次にどう生かすかがとても重要です。

気持ちをしっかり切り替えて、今回の失敗を無駄にせず、最後のスカラシップに望んでもらいたいです。