「第12戦 イギリスGP MotoGPクラスの予選リザルト」が、前戦オーストリアGPの予選リザルトとなっておりました。大変申し訳ございません。既に予選リザルトを修正しました。
ご指摘を頂き、ありがとうございました。
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■ MotoGPクラスの予選/DRY、気温28度、路面温度42度
・1番手/マルク・マルケス
マルケスがロッシをマークして、ロッシの背後でタイムアタックを行いP.P.獲得。
マルケスは1度目のコースインで好タイムをマークしていた。しかしロッシはまだタイムを出しておらず、残り時間もあと僅か (周回でいうと1周のみアタック時間)。必ずロッシが動くことに狙いを定めていました。マルケスの計算し尽くされたタイムアタックで、4戦連続、今季8度目、MotoGPクラスで60度目、GP通算88度目のP.P.獲得。
・2番手/バレンティーノ・ロッシ
ロッシはマルケスに0.428秒差の2番手となってしまいましたが、久しぶりにロッシがフロントロースタート (R3 アメリカズGP以来)。ロッシはマルケスが後ろに付いていることに気付きながらも、マルケスが離れる気配もないためタイムアタックを決行。レースウィークを通して、常に上位に位置していたのは久しぶりのこと。
40歳のロッシが優勝する姿もさることながら、表彰台 (R3 アメリカズGPで2位) での姿もしばらく見ていないですよね。
・3番手/ジャック・ミラー
ミラーは、マルケスの後ろでタイムアタックを行い3番手。苦戦を強いられているドゥカティ勢のトップグリッドとなった。
・4番手/ファビオ・クワッタハッホ
クワッタハッホは4番手に留まってしまいましたが、タイムアタック中にマシンの警告灯ランプがついたことにより、2号車へのマシン乗換えを強いられました。1号車とのタイヤの違いもありベストタイムを出すことが出来なかった。その点を考慮するとグリッド以上の仕上がりだと思います。
今回の予選までは、ヤマハ勢が絶好調のように感じました。ロッシが「ヤマハが良い方向へ向かい始めた」とコメントしていました。またコースレイアウトや路面改修によりギャップが減りタイヤのグリップが増したことも要因と考えられる。
マルケスとチャンピオン争いを行っている現在ランキング2位のドビツィオーゾは、7番手と大きく出遅れた。マルケスの前でチェッカーを受けるのは厳しい状況のように感じます。
中上貴晶選手は、10番手と苦戦を強いられているように感じます。
■ MotoGPクラスの決勝は…。
激しいバトルとなるのか、それともディフェンディングチャンピオンで現在ランキングトップのマルケスが横綱相撲をとってしまうのか。今から決勝レースが待ち遠しいですね。
■ 気になるチャンピオン争いは…。
マルケスがこのままの勢いでポイントを積み重ねると、早ければ日本GP辺りでチャンピオンが決まることもあり得そうです。(第16戦 日本GP終了時点で2位に150ポイントの差がつけばチャンピオン獲得となります)
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<MotoGP 予選リザルト>