第5戦 全日本ロードレース選手権 筑波 レース1/最終コーナーでの接触 | 坂田和人 オフィシャルブログ Powered by Ameba

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第5戦 全日本ロードレース選手権 筑波大会 決勝レース1

 

7月5日のブログで少し触れましたが、レース1のレース中盤くらいでの出来事でした。

最終コーナーの進入で、後続の車両に激しく追突されました…。

 

最終コーナーの進入でバイクをバンクしている最中でしたので、追突された瞬間は、思わず「終わった」と思いました。

 

私は通常の走行では、コーナーの進入でバイクを左右に振らないで、コーナーへ進入することをいつも心掛けています。特に軽量級の車両ではその必要がないと思います。

そのため、バイクを振った瞬間にイン側へ入って来たのではなく、通常ラインでバイクをバンクし始めていた時での出来事です。

 

ツナギの腰上から膝カップ部分までタイヤの跡がついてます。

新品のレザースーツが…。何の非もないのにとても悲しいです…。

 

 

<バイクがバンクしていなければ、腰上にタイヤの跡は付きません。明らかに追突ですね>

 

 

レース終了後、そのライダーは謝りに来ましたので、「お互いに転倒しなかったから良かったものの、危険な行為なので今後は十分に気を付けるように」と伝えました。

そのライダーは、セーフティーオフィサーからも注意を受けていました。

 

 

<転倒しなかったのは不幸中の幸い>

 

 

アグレッシブに走るのは良いと思いますが、度が過ぎると危険な走りにしかなりません。明らかな判断ミスは大きな事故に繋がるので、今後は十分に気を付けてもらいたいです。

全日本ライダーは「全員が国際ライセンス」を所持しているので、国内ライセンスライダーのお手本となるモラルのある走りを心掛けてほしいです。

 

私は、MFJロードレースアカデミーの校長を務めていますが、「モータースポーツは、大きなリスクを背負っているスポーツです。それだけに、ルールとマナーを守らなければ取り返しのつかない事故へ繋がることも多いのです」と、いつも生徒には言い聞かせています。

 

相手に怪我をさせてしまうと、相手の痛みはもちろんのこと、状況によっては接触した当事者も心に大きな傷を追うことになります。

「後悔先に立たず。」そうならないよう、お互いのためにも注意していきましょう。

私自身も、子供たちのお手本となるよう、パッシングの際は十分に気を付けて走行していきたいと思います。

 

 

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本日は、ツインリンクもてぎにて、第6回 MFJロードレースアカデミーが開催されます。

全10回の開催も折り返しになりました。

 

第10回の最終開催では、アカデミー生達の模擬レースを行ないます。

 

天気予報は「曇り」。どうかドライでの走行が出来ますように。

雨が降ることも考えて、トレーニング内容を考え直さなくては…。

全日本のレースが終わっても、頭を悩ませる日々は続きます…。

 

これからツインリンクへ向かいます。

 

 

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2018 MFJロードレースアカデミー年間スケジュール