2年契約の契約満期に伴い、ペドロサがホンダのファクトリーチームから離脱<motogp.com>
ペドロサは、32歳のスペイン人ライダー。2001年に世界選手権 (グランプリ) に初参戦。当初からホンダ車を走らせ、125ccクラスの3年目となる2003年に初のチャンピオン獲得。
250ccクラスに参戦した2004年と05年に2年連続でチャンピオン獲得。体格が小さかったため、250時代に走らせたマシンは、その体格に合わせて作られたとしてペドロサスペシャルとも言われた。
06年から最高峰クラスに進出。18年間という長きに渡りホンダ車一筋でグランプリを走り続けてきた。海外の選手で、これほどまでひとつのメーカーに拘り、侍魂を持って走ったライダーはいないでしょう。
MotoGPクラスでこそ、チャンピオン獲得には至らなかったが、常に安定して上位に位置することの出来るライダー。
語弊があるかもしれないが、ワークスチームにとってはこれ以上ない最高のセカンドライダーという位置づけにも感じた。
<ダニ・ペドロサ/来季の動向が気になる>
ペドロサは、「HRCとのパートナーシップを今季末に終了することが発表された後、カタルーニャGPの際に、僕の将来に関する情報を伝えたい。一緒に個人、そしてプロフェショナルの成功を収めてきて、常に僕の優先事項と決断を尊重してくれたHRCに対して、もう一度、心から感謝したい」<motogp.com>とコメント。
「礼に始まり礼に終わる」、侍魂を持ち、彼の人柄がとてもにじみ出るようなコメントである。
ペドロサがHRCから離れるのは、個人的にも寂しいニュースだった。
侍ヘルメットをまとう小さな巨人の、次なる舞台はどこになるのだろうか。。。