MotoGP/R6 イタリアGP 全クラス 決勝リザルト | 坂田和人 オフィシャルブログ Powered by Ameba

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R6 イタリアGP/6月3日(日) 決勝

 

70年目のシーズンとなるMotoGPも、いよいよヨーロッパラウンドに突入して3戦目となり、

第6戦 イタリアGPの決勝レースが、ムジェロサーキットで行われました。

 

Moto3  :DRY 気温27度/路面温度43度

Moto2  :DRY 気温27度/路面温度43度

MotoGP:DRY 気温29度/路面温度51度

 

第4戦と第5戦のMoto3クラスは、2戦連続で多重クラッシュがありました。

ここのところ、Moto2クラス以外は低迷しているイタリア勢は、イタリアGPでの巻き返しとなったのでしょうか。

 

 

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以下、各クラスの決勝リザルト

 

 

■■■■■■  Moto3 決勝リザルト  ■■■■■■

 

 

 

<J.マルティン/GP参戦4年目。今季3勝目、通算4勝目を挙げた/motogp.com>

 

 

<WORLD STANDINGS/motogp.com>

 

 

■ Moto3クラス決勝

P.P.スタートのマルティンが1周目からハイペースで周回を重ねた。そのため、レース序盤で大集団のトップグループと言うことにはならず、何とか追従出来たベッツェッキとディ・ジャントニオの3人がトップグループを形成。3台のトップグループの中でもマルティンは積極的にトップに立ち、レースを引っ張って行く。最終ラップもトップで周回してそのままチェッカーを受けた。

 

マルティンは、フリー走行1〜3、予選、決勝と全てのセッションを制し、3戦振り今季3勝目、通算4勝目を挙げ、ホンダ車に98年以来20年振りとなるイタリアGPでの優勝をもたらした。

 

5番グリッドのベッツェッキは、0.019秒差の2位に入り、今季4度目の表彰台を獲得。6番グリッドのディ・ジャナントニオは、0.043秒差の3位に入り、今季2度目の表彰台、当地では3年連続表彰台獲得となった。トップ3のタイム差は、史上番目のタイム差となった。

 

前戦は、転倒、激突、フライング、ショートカット、タイムペナルティとアクシデント多発のMoto3クラスだったが、今回はとても見応えのある良いレースとなった。

 

気になる日本勢は、初めてのフロントロースタートとなった3番グリッドの佐々木歩夢は16位。同じく初めてのフロントロースターととなった鈴木竜生は17位。10番グリッドの鳥羽海渡は20位。自己ベストグリッドからのスタートとなった真崎一輝は22位となった。

予選では、上位に進出した日本勢だったが、決勝結果は全員がノーポイントレースとなってしまった。

 

 

優勝  J.マルティン  … 3戦振り今季3勝目、通算4勝目。

2位   M.ベッツェッキ … 今季4度目の表彰台を獲得。

3位   F.ディ・ジャナントニオ … 今季2度目の表彰台、当地では3年連続表彰台獲得。

 

16位 佐々木歩夢 … 自己ベストの予選3番手だったが、ポイント獲得ならず。

17位 鈴木竜生 … 自己ベストの予選2番手から4戦連続ポイント獲得とはならず。

20位 鳥羽海渡 … 予選10番手から、ポイント獲得ならず。

22位 真崎一輝 … 自己ベストの予選11番手だったが、ポイント獲得ならず。

 

 

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■■■■■■  Moto2 決勝リザルト  ■■■■■■

 

 

 

<M.オリビエラ/Moto2クラスで4勝目、GP通算10勝目/motogp.com>

 

 

<WORLD STANDINGS/motogp.com>

 

 

■ Moto2クラス決勝

最終ラップまで4台によるバトルとなったMoto2クラスは、11番グリッドからスタートした現在ランキング2位のミオリベイラが僅少さで昨年11月の最終戦バレンシアGP以来となる今季初優勝、Moto2クラスで4勝目、GP通算10勝目を挙げた。

 

8番グリッドのバルダッサーリは、0.184秒差の2位に入り、今季3度目の表彰台を獲得。9番グリッドのミルは、0.334秒差の3位に入り、2戦連続の表彰台。4番グリッドのバニャイアは、0.484秒差の4位となった。

 

13番グリッドの長島哲太は、ポイント圏内の13番手走行中の16周目にイン側から進入してきたバルベラに接触されて転倒。今季初めてリタイアとなった。

 

 

優勝  M.オリビエラ         … Moto2クラスで4勝目、GP通算10勝目。

2位   L.バルッダッサーリ … 今季3度目の表彰台を獲得

3位   J.ミル                   … ルーキーイヤー。2017 Moto3クラスチャンピオン。

                           3月上旬のモトクロストレーニングで肩を負傷。

                                       前戦はMoto2で初表彰台。今大会で2戦連続表彰台獲得。

 

D.N.F. 長島哲太 … 自己ベストの予選13番手から、今季初の転倒リタイア。

 

 

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■■■■■■  MotoGP 決勝リザルト  ■■■■■■

 

 

 

<J.ロレンソ/ドゥカティで初優勝を飾った/motogp.com>

 

 

<WORLD STANDINGS/motogp.com>

 

 

■ MotoGPクラス決勝

現在ランキング14位のロレンソは、2番グリッドからスタートしてホールショットを決めるとレースの主導権を握りそのまま独走態勢を築き、ドゥカティに移籍後24戦目で初優勝を飾った。16年11月の最終戦バレンシアGP以来、MotoGPクラスで45勝目、当地で7勝目、GP通算66勝目を挙げ、ランキング10位に浮上した。

 

7番グリッドのドビツィオーソは、6.370秒差の2位に入り、第1戦 カタールGP以来今季2度目の表彰台獲得。ドゥカティ・チームが地元で初めてとなるワン・ツー・フィニッシュを達成した。

予選でポールポジションを獲得したロッシは、6.629秒差の3位に入り、2戦連続、今季3度目の3位表彰台を獲得した。

 

現在ランキングトップで6番グリッドからスタートしたマルケスは、2番手走行中の5周目10コーナーで転倒して18番手でレースに復帰するものの16位でフィニッシュ。

 

ポイントランキングでは、現在ランキングトップのマルケスがノーポイントに終わり、ランキング4位だったロッシが3位に入り16ポイント獲得して、23ポイント差のランキング2位に浮上した。

 

 

優勝  J.ロレンソ … MotoGPクラスで45勝目、当地で7勝目、GP通算66勝目を挙げた。

2位   A.ドビツィオーゾ … 第1戦 カタールGP以来今季2度目の表彰台獲得。

3位   V.ロッシ … 今季3度目の表彰台獲得。ランキング2位に浮上。

 

D.N.F. 中上貴晶 … 5連続のポイント獲得とはならなかった。