MotoGP/R1 カタールGP 全クラス 決勝リザルト | 坂田和人 オフィシャルブログ Powered by Ameba

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R1 カタールGP/3月18日(日) 決勝

 

Moto3  :DRY/デイタイム

Moto2  :DRY/日没

MotoGP:DRY/ナイトレース

 

以下、各クラスの決勝リザルト

 

 

<Moto3 決勝リザルト>

 

 

 

<J.マルティン/開幕戦を優勝で飾った。今季1勝目、通算2勝目/motogp.com>

 

 

<WORLD STANDINGS/motogp.com>

 

 

■ 気温25度。路面温度33度のドライコンディションの中、予選2番手のマルティンがスタート直後からレースを引っ張る。それにカネットとバスティアニーニが離されまいと何とかついて行く。

マルティンの速いペースによりレース序盤でトップ3が抜け出す展開。その後方の3位争いは大きな集団となる。

6周目には3番手を走っていたバスティアニーニが転倒。これでトップ集団は、マルティンとカネットとなる。終始トップを走り主導権を握っていたマルティンが、最終ラップもトップで走り切りそのままトップでチェッカーとなり開幕優勝を飾った。カネットは、0.023秒差の2位でフィニッシュ。

注目の3位争いは、レース中盤以降7台に絞られた。そして、レース後半にかけて多くのラップで3位をキープしていたダラ・ポルタがラスト2ラップで6位に後退するものの、最終ラップで3位に再浮上してそのままチェッカーを受け、フル参戦4年目での初表彰台獲得となった。

日本勢はラスト2ラップで鳥羽が3位集団に追いつき7位、佐々木は8位、真崎は12位となり、日本勢がポイント獲得となった。(鈴木は右手橈骨 (とうこつ) の骨折のため欠場)

 

優勝  J.マルティン

2位   A.カネット

3位   L.ダラ・ポルタ

 

鳥羽海渡    … 7位。

佐々木歩夢 … 8位。

真崎一輝    …12位。

鈴木竜生    … 欠場。

 

■ 2018年 個人的なMoto3注目ライダー

チャンピオン候補の J.マルティン。

それにバスティアニーニとカネット絡むチャンピオン争いとなりそう。

チームとマシンの変更により、飛躍の年となりそうな L.ダラ・ポルタ。

ダーク・ホースは、G.ロドリゴ。

もしかしたら?!の超ダーク・ホース的な T.アルボリーノ。

 

 

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<Moto2 決勝リザルト>

 

 

 

<F.バニャイアがMoto2クラス参戦2年目 (19戦目) で初優勝/motogp.com>

 

 

<WORLD STANDINGS/motogp.com>

 

 

■ レース序盤からバニャイアがリードを築こうとするもなかなか後続を引き離すことが出来ない。しかし、2番手のバルダッサーリと3番手のマルケスもバニャイアに何とかついて行くのが精一杯の様子。レース11周目にマルケスが2番手に浮上するも、15周目にはリアブレーキのトラブルにより後退してしまう。その後もトップはバニャイア、2番手にバルッダサーリが続くが、最後まで勝負することが出来ず、結局オープニングラップから最終ラップまでトップで走行を続けたバニャイアがMoto2クラスで参戦2年目の開幕戦で初優勝を飾った。2位はバルダッサーリ、3位はマシントラブルを抱えながらも3位を死守したマルケスが表彰台獲得となった。

 

長島哲太 … 21位。

 

■ 2018年 個人的なMoto2の注目ライダー

昨年はルーキーイヤーから活躍すると予想していたが、今年のバニャイアはチャンピオン争い行なうライダー。チャンピオンを獲得する可能性も大。

チャンピオン争いは、バニャイアとマルケスとオリビエラの三つ巴と予想。

バルダッサーリは、Moto3からMoto2になり、もう少し早目に活躍するかと思っていたが、「ようやく来たか」という感じなので、今年は飛躍になる年と思う。不安要素は安定感ですね。

昨年Moto3チャンピオンのミルは、シーズンオフのプライベートテストで怪我をしてしまい、まだその影響がまだ残っているようだが、ルーキーイヤーでも必ず活躍出来るライダーでしょう。

 

 

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<MotoGP 決勝リザルト>

 

 

 

<A.ドビツィオーゾが開幕優勝/motogp.com>

 

 

<WORLD STANDINGS/motogp.com>

 

 

<トップ争い/motogp.com>

 

 

■ 今シーズン、唯一のナイトレースとなったMotoGPクラスの決勝。

2周目にトップに立ったザルコ。ザルコを先頭に8台によるトップグループとなるが、10周目にリンスが転倒して、7台によるトップ争いとなる。トップのザルコ、2番手にドビツィオーゾ、3番手にマルケス、以下ロッシ、クラッチロー、ペトルッチ、ペドロサというオーダー。

ザルコは17周目までトップを走行。しかし、18周目の第1コーナーのブレーキングでドビツィオーゾとマルケスがザルコをパスしていく。この時、ブレーキングでマルケスとザルコの接触があった。これにより少しリズムを崩したザルコをロッシがパスして3番手に浮上。ザルコは4番手に順位を落としてしまう。

20周目には、ドビツィオーゾを先頭にマルケス、ロッシのトップ3台が抜け出す形となる。

最終ラップとなる22周目にはマルケスがドビツィオーゾに詰め寄り、最終コーナーとなる第16コーナー進入でマルケスがドビツィオーゾをパスするも、ドビツィオーゾはクロスラインで抜き返し、そのままドビツィオーゾはトップを死守して優勝を飾った。マルケスは0.027及ばず2位でフィニッシュ。ラストラップは3位獲得に切り替えたロッシが、0.797秒差の3位表彰台となった。

18周目にトップ陥落となった、ザルコは徐々に順位を下げてしまい、結局8位でフィニッシュした。

 

優勝  A.ドビツィオーゾ

2位   M.マルケス。

3位   V.ロッシ。

 

中上貴晶 … 17位。

 

 

<マルケスは最終ラップの最終コーナで仕掛けるもドビツィオーゾに惜敗した>

<motogp.com>