今週末の11月11日・12日は「2017 MotoGP 第18戦 バレンシアGP」が開催されます。
私は、日テレG+ MotoGP のMoto3クラスを解説します。
<プレスカンファレンス/motogp.com>
MotoGPクラスのチャンピオン争いは、いよいよ頂上決戦を迎えます。
ランキングトップのM.マルケスが282P、ランキング2位のA.ドビツィオーゾが261Pとなっており、二人のポイントは21P差となっています。
断然、マルケスが有利と言えるでしょう。
過去を振り返ると2006年 MotoGPの最終戦で、ランキングトップのV.ロッシが244P、ランキング2位のN.ヘイデンが236P、二人のポイントは8P差というのがあった。
予選でロッシがP.P.獲得。ヘイデンは5番手。ロッシ優勢で迎えた決勝レースで、レース序盤にロッシが転倒。再スタートするも13位でフィニッシュ。ヘイデンは3位に入り逆転でチャンピオンが決定したシーズンだった。
レースはフィニッシュするまで分からないという側面があるが、仮にマルケスが転倒やマシントラブルによりノーポイントで終わったとしても、ドビツィオーゾは優勝して25Pを獲得するしかないと言うのは、かなり厳しい状況に変わりはないでしょう。
マルケスは左回りを得意とするライダー。そして、バレンシアサーキットは左回り。
最終戦は11位以内で5P以上のポイント獲得で、ドビツィオーゾの順位に関係なくチャンピオンが獲得となる。
史上最年少となる4度目、史上10人目となる通算6度目のチャンピオンに輝くことになるのでしょうか。
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マルケス、過去のチャンピオン獲得。<motogp.com>
8年前の2010年、17ポイント差のアドバンテージを得て、ポールポジションから4位でフィニッシュして125クラスのタイトルを獲得。
Moto2の1年目は、第17戦マレーシアGPの転倒が原因で欠場を強いられたが、Moto2のラストレースとなった2012年には最後尾の33番グリッドから優勝でチャンピオン獲得。
MotoGPクラスの1年目 2013年は、13ポイント差のアドバンテージを持ち、ポールポジションから3位でタイトル獲得に成功。2014年は5番グリッドから優勝、2015年と2016年は2番グリッドから2位を獲得でチャンピオン獲得。
プレスカンファレンスでは、出席者6名がシーズンを10点満点で自己評価。
ドビツイオーゾ …「僕たちはグレートな仕事をしたから、9.5点だ」
マルケス …「前半戦は6点。後半戦は9点。今週末次第で、5点か10点」
ロッシ …「7点」
ペドロサ …「6点」
ザルコ …「バレンティーノと同じ7点だけど、1年目だということを考えれば、7.5点」
ロレンソ …「前半戦は6点。後半戦は8点だから、平均点の7点」
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<日テレG+ MotoGP/放送時間>
■ 以下、日テレG+ MotoGPより
<前戦マレーシアGPで今季6勝目を飾り、チャンピオン争いに望みを繋げたドビツィオーゾ>
<motogp.com>
いよいよ終盤戦を迎えるMotoGP。日テレジータスでは「MotoGPクラス(1000cc)」、「Moto2クラス(600cc)」、「Moto3クラス(250cc)」3つのクラスの予選・決勝を徹底中継でお届けします!
エキサイティングなライダー同士のバトルをお楽しみ下さい。