筑波サーキット/特別スポーツ走行 アドバイザー ① | 坂田和人 オフィシャルブログ Powered by Ameba

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11/26(土)・27(日)「2016耐久茶屋 筑波耐久ロードレース」のため、筑波サーキットにて、サーキットアドバイザーのお仕事となります。

 

その前日の今日は、特別スポーツ走行のアドバイザーとして、筑波サーキットに行っておりました。

 

 

<場内は20km/hです。歩行者に気を付けましょう>

 

 

昨日の積雪の影響もあり、朝はとても厳しい寒さでした。

それもそのはず、今年一番、11月としては54年ぶりの寒さだったようです。

 

昨日の積雪の影響は、本日の走行にも影響しました。そのため、最初の走行は10時30分からとなりました。

 

 

<10時頃のメインストレート>

 

 

日中は陽が差したものの、気温は10度に届くことなく、周りの積雪の影響により風はとても冷たかったです。

 

 

<インフォメーションボード/コンディションにより内容も変更されます>

 

 

コントロールタワーからピットロードへ出る際、正面のウォールにインフォメーションボードがあります。コースインする前に必ずチェックして下さい。

 

第1ヘアピンでは、コースイン直後〜3周目くらいまではブレーキングでの転倒が特に目立ちました。1走行に数台は転倒してましたので、明日以降も十分に気を付けて下さい。

 

 

<ヘアピン立ち上がりと最終コーナーの路面は乾きが悪かったです>

 

 

タイヤの温め方は、スキルによって大きく変わります。

前走者のペースにつられてしまい、転倒するパターンも多いです。

ご自身のスキルとタイヤのコンディションに見合ったペースアップをするようにして下さい。

 

 

<ヘアピン立ち上がりと最終コーナーの路面は乾きが悪かったです>

 

 

一番多くアドバイスをさせて頂いたのは、250クラスにおいてストレート上でマシンを必要以上に振る好意です。所謂、蛇行運転=危険行為です。

レースでは、ペナルティーを科す場合がありますので、十分にお気を付け下さい。

 

MotoGPでは、ストレート上でマシンを振ることがありますが、振る意味が大いにあるのです。正確には振らざるを得ないのです。マシンの違い、パワーの違い、コーナリングスピードの違い、ライダーのスキルの違いなど、その必要性が沢山あります。

 

250クラスなどでは、その必要性はないですし、違うクラスの車両やスキルの違う色々な方が走行しているので、とても危険な行為となってしまいます。

筑波サーキットやツインリンクもてぎでは、そういった走り (マシンの振り過ぎ) から「他車と接触」→「転倒」となる事例が数多くあります。

 

私もCBR250Rでサーキット走行を行うことが多くありますが、マシンを振る必要性を感じたことはありません。

 

ひとりでサーキットを走行している訳ではないので、自分本位の走りにならないようにお願い致します。他の人の走行を妨げるような行為、危険にさらしてしまう行為は、絶対に行わないで下さい。

 

ストレート上での転倒はとても危険ですので、そのようなことのないように今一度ご自身の走りをお考え下さい。

 

 

<本日のコースコンディション/コントロールタワー横に設置>

 

 

明日からは2日連続で決勝レースが行われます。

 

ブリーフィング (サーキットホール) には、必ず出席して下さい。

ブリーフィングに参加されない場合は、ペナルティーの対象となります。

(複数クラスにエントリーされており、タイムスケジュールの都合でブリーフィングにご参加出来ない場合は、必ず事務局にお申し出て下さい)

 

私達スタッフは、参加者へのサポートは勿論のこと、大きな事故なくレースが終わることを切に願っております。