第18戦 バレンシアGP/11月12日(土) 予選
■ Moto3/予選:Dryコンディション
1. カネット … 母国GPで自身初となるP.P.獲得。今季4度目のフロントロー獲得。
2. ビンダー … トップから0.018秒差の2番手。今季4戦連続、10度目の1列目獲得。
3. 尾野弘樹 … トップから0.122秒差の3番手。今季初となる1列目からのスタート。
(R15 日本GP 予選でトップタイムをマークしたが、フリー走行での低速走行が原因でペナルティを科せられている。昨年5月のR6 イタリアGP以来、キャリア2度目となるフロントローを獲得)
22. 鈴木竜生 … トップから0.664秒差。
予選でビンダーが安定して1'39秒台をマークしている。レース序盤から積極的にレースを引っ張っていくでしょう。
ビンダーの次に1'39秒台を多くマークしているのが、4番手のブレガ。予選でもビンダーの背後でタイムを出していた。
ダークホースは5番手のゲバラ。FP1~FP3まで好調だったが、予選であわや転倒と言うシーンがあり、タイムを思ったより伸ばせなかった。
尾野選手はセクター2でタイムが出てないのが気になるところ。何とか日本GPの雪辱を果たしてもらいたい。
<P.P.のカネットはR16 オーストラリアGPで初表彰台3位がベストリザルト/motogp.com>
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■ Moto2/予選:Dryコンディション
1. ザルコ … 2戦連続、今季7度目、Moto2で15度目、GP通算19度目のP.P.獲得。
2. ルティー … 0.006秒及ばず2番手。今季7度目のフロントロー獲得。
3. モルビデリ … 0.054秒差の3番手。今季4度目のフロントロー獲得。
9. 中上貴晶 … トップから0.486秒差。
フリー走行では、モルビデリとルティーが好調で、予選でも上位に付けた。
ザルコは尻上がりにタイムを伸ばし、サーキットベストラップをマークして、2年連続Moto2クラスチャンピオンの貫禄を魅せたつけた。
ウィークを通して、ルティーとモルビデリは安定した走り、それにザルコが絡む展開となりそうだが、そろそろモルビデリが初優勝を成し遂げそう。
フリーでの順位を考えると、中上選手が予選で沈んでしまったのが予想外でした。
<Moto2クラスチャンピオンのザルコは2戦連続、今季7度目、Moto2で15度目、GP通算19度目のP.P.獲得/motogp.com>
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■ MotoGP/予選:Dryコンディション
1. ロレンソ … GP通算65度目、今季4度目のP.P.獲得。今季12度目の1列目を獲得。
サーキットベストラップ (1'30"011) を大きく更新した。
2. マルケス … 0.340秒差の2番手に入り、12度目のフロントロー獲得。
3. ロッシ … 0.727秒差の3番手に入り、12度目のフロントロー獲得。
ロレンソは、予選のアウトラップから速さを魅せた。レースでは先行逃げ切りが成功するか。最終戦を優勝で飾り、来年に繋げたいところでしょう。
マルケスはロレンソを逃がすまいと積極的に仕掛けていくでしょう。
3位の表彰台争いは、3番手のロッシ、4番手のビニャーレス、5番手のドビツィオーゾによる熾烈な争いとなりそうです。
<ロレンソは史上最多にタイとなる通算65度のP.P./motogp.com>