皆さん、こんにちは。
少年野球チームの審判のお手伝いをすることになったお父さん審判さんたちに少しでもご参考になればと実戦での審判ぶりから色々お話をさせていただいています。 ←たまにソロキャンプブログになっていますw(小声)
元少年野球お父さん審判、原付50ccバイクソロキャンパー の KAZ-G です。← カズ爺さんの略ねw
みなさま、こんにちは。 KAZ-G です。
先週9日の日曜日は県大会のお話しの続きです。
第2試合で珍しプレイが起こり・・・そうになりました。 ← 起こってないんかーーーい(笑)
3回表、0-5と5点を追う攻撃で連打で打線がつながり2点を返し、尚も1アウト2塁3塁のチャンス。
ここでバッターの打球は、ショートの頭を抜くかと思われた当たり。
ここでがショートが外野方向に動きながらジャンプして捕球するファインプレイ。
完全に抜けたと思った2塁ランナーは2塁3塁間の中間を過ぎたあたりから2塁ベースへ帰塁しようとしますが全く間に合うタイミングではありません。
ファインプレイのショートくんも慎重に2塁へ送球しダブルプレイ。
守備側から大きな歓声が上がりました。
・・・ 実はこのとき、3塁ランナーもホームベース手前まで来ていましたが、ホームベース手前で止まってしまい成り行きを見てベンチに戻ってしまっていたのです。
もし、勢いのまま3塁ランナーがホームを駆け抜けていれば、面白いことになっていましたね。
タイミング的には、2塁へ送球されて第3アウトになるよりも、ホームインの方が早かった様なタイミングでしたから、1得点が記録されるのです。
え? ダブルプレイだから得点は入らないでしょ?って思うかもしれませんが、フライでランナーが帰塁できずにアウトになるプレイはフォースプレイではないのです。← 第3アウトがフォースプレイならば得点は記録されませんね
なので守備側の正解は、セカンドに送られたボールを3塁へ送り、野手がベースを踏み第4アウトを取り、守備側監督が第4アウトを第3アウトに置きかえる旨を審判員に伝えます。
そうするとホームインした3塁ランナーはフライで帰塁していませんのでアウトになりホームインは認められないのですね。
守備側、第4アウトとれたかなぁ
知っていたかなぁ
見てみたかったなぁ(笑)
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さて、今日の姫ちゃん。
ちょっと可哀そうな姫ちゃんでした。
さて、ムツカシイ野球規則、競技者必携2024から、お勉強の続きです。
競技者必携(P79)
アマチュア野球内規
⑥ アウトの時機
アウトの成立する時機は、審判員が宣告したときではなくて、アウトの事実が生じたときである。第3アウトがフォースアウト以外のアウトで、そのアウトにいたるプレイ中に走者が本塁に達するときなどのように、状況によっては速やかにアウト宣告しなければならない。(規則5.08a[注1])
・・・ 例えば1アウトランナー1塁でベースに近いファーストゴロをファーストが1塁ベースを踏んで2塁に投げるのか、踏まずに2塁に投げるのかでは2塁での判定が違ってきますからね。
1塁ベースを際に踏んで(触塁)して2塁に投げた場合は、2塁でのプレイはフォースプレイではなくタッグプレイになりますから、2塁審はしっかりタッグを見極めなくてはいけませんからね。
ではでは。
少年野球の審判をすることになったお父さん審判さん、審判を始めたのだけれども・・という方達に少しでもご参考になればと実践での審判ぶりから色々お話をさせていただいています。けっして審判さんの判定を否定しているものではありません、また主に軟式少年野球審判のお話しをしていますので、ご理解お願いします。