自身初の著者「翠の風(みどりのかぜ)」。
それは、祖父の詩作を現代復刻するもので、
高校生の頃からの夢でした。
亡くなった祖父の遺品でもあった、
翠の風。
誰も居なくなった暗い祖父の部屋で、
古い書物を手に取りながら、
「いつかこの詩集を本にして、
残したい」
当時高校生だった私は、
そのように感じました。
*
さて、夢について。
子供の頃は、誰もが夢をみます。
親や先生から尋ねられると、
「海賊王!」
「ウルトラマンになる!」
などと、平然と正にスケールの大きい夢を
語ります(笑)
しかし、大人になると夢を見失いがちな現実。
思うに、
☑︎子供の頃のような素直さが失われる
☑︎経験により出来る出来ないの、
バイアスがかかる
☑︎夢がなくとも、それなりの人生
☑︎なにかと天秤にかけて、諦める
そして、
☑︎子供の頃はくどいほど尋ねられるが、
大人になると、夢の大切さなど教わらない
と言ったところでしょうか。
しかし、
人生面白いもので、
本質的にやりたいことって、
諦めが付きません。
忘れた振りをしても、
心のどこかに引っかかっているものです。
ですので、夢を保留にすることは、
「臭くもないものに、
蓋を閉じている」に過ぎません。
私が本を書いたのには、
もう一つ意味があります。
それは、未来へ繋ぐこと。
私の行いを、子供たちにもいつか
理解して欲しいと思ったからです。
拝啓 「夢」
大人が夢を見なければ、
子供たちは、疲弊します。
大人こそ、夢を見よう。
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拙著 翠の風(みどりのかぜ)は、
詩作を通じて亡き祖父の足跡を。
そして言霊を追いかけ、未来へと繋ぐ本です。
☆拙著 2作目。鬼上司。
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