秋田・岩手 桜満喫旅 Day1 | Kのランチ in北の大地【東北よござりす編】

Kのランチ in北の大地【東北よござりす編】

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先週末は秋田と岩手に行ってきました。

きっかけは当地での生活も2年が経ったので、こちらにいられるうちに行ける所へ行こうと思うようになりました。
東北って意外に広いので、住んでないとなかなか行けないところがありますからね。

そして、この時期には桜だろうと桜の名所を回る計画を立てました。
桜の時期はどこも宿は混んでいるだろうと予想して、宿だけは早めに押さえましたがあとはノープラン。
個人的にはこういった計画を立てるときにはギリギリまでダラダラしてしまうタイプなのですが、とりあえず宿だけ押さえておけば、出発するモチベーションになります。

行先については角館と北上の桜は見たいなとだけ決めておきました。
ただ、早めに宿を押さえてしまったので、見頃の時期とぶつかるかは完全に運次第でしたね。

そして決行当日。
いつもより早起きして、愛車に乗り込みいざ北上。

高速道路で北上へ向かい、北上からは下道。
国道108号線は交通量も少なくスイスイ走れます。

山道に入ってしばらく進むと湯田ダムのダム湖でもある錦秋湖が左手に。
国道はしばらく湖畔に沿いながら湯田の中心部へと続いていきます。


湯田の中心部へ行く前に道の駅があったのでここで休憩。
道の駅錦秋湖です。
あまり大きな道の駅ではなかったのですが、多くのお客さんで賑わっていました。
小さいながらも地元の特産品などもたくさん売っていたので、少しショッピング。
次のスポットで同じものが買えるかわからないですからね。

休憩したら国道を湯田の中心部へ。
途中で錦秋湖大滝にも寄りたいと思っていたのですが、特に案内看板もなかったので、そのまま素通り。
 

湯田市街の入口で気づきましたが、まあいいやとそのまま進むことにして、駅内に温泉があることで有名な、ほっとゆだ駅に立ち寄ります。
ほっとゆだ駅は元々陸中川尻駅として営業していましたが、平成元年に温泉施設が開業すると現在の駅名に改称し、今に至ります。
訪問は初めてでしたが、なかなか味のある駅舎でしかも有人駅というのに驚きです。

温泉施設は入口しか見ていませんが、結構入浴で訪れる人も多く、駅の利用者より温泉の利用者のほうが多いんじゃないかという気がします。(笑)


ちょうど時間もいいので、駅前の観光センター内にあった食堂で昼食。


地元の鶏を使ったつけそばにしましたが、つけ汁には鶏の旨味がギュッと詰まり、やや太めの平打ち麺にピッタリ。
最後は蕎麦湯もお願いして堪能しました。

ここは東北でも有名な湯田牛乳の産地でもあります。
ちょうど食堂で湯田牛乳を使用したソフトクリームがあったので、デザートにこれも注文。
予想通り、濃厚な牛乳の味わいが素晴らしく、これは3個くらいいけるのではというくらい美味しいソフトクリームでした。

お腹も満足したので、今度は県境を越えて横手方面へ。

県境は巣郷温泉という温泉街になっており、やや賑わっていました。
地方の県境というと、あまり家とかもなく寂しいイメージが多いですが、こういった感じは珍しい気がします。


県境を越えると道も下り基調になり、道なりに山を下っていくと道の駅さんないがありました。
ここでもまた休憩。
先ほどの錦秋湖よりも大きい道の駅で、特産品などの売り場も充実していました。
地元で採れた野菜や果物も結構並んでおり、さっきも買い物をしたのにまた買い込んでしまいました。

旧山内村市街を過ぎると横手市街に差し掛かります。
山から下りてくると桜の木がポツポツと出てきて、花の咲き具合も結構な見頃です。


横手は中心部を避けて横手城の方を回って北上していきますが、横手側が寄り添い、そこに植えてある桜並木がとても見事でした。
いい時期に来たなあ。

横手市街を過ぎると国道13号線に出るのでそのまま北上。

 


すぐに美郷町との町境があり、ここを越えると道の駅美郷があります。
ここにも立ち寄り。


歴史の教科書での知識しかありませんが、後三年の役の舞台ということもあり、武将チックな感じです。
道の駅自体は最近リニューアルされてそうで、建物は新しくてきれいでした。
ちなみに美郷町はラベンダーが縁で中富良野町とも交流しています。

道の駅で休憩した後は、この日のメインイベントでもある角館へ一直線。
国道を離れ県道11号線をひた走りますが、旧街道のような雰囲気です。
交通量も少ないので淡々と走っていくと、いつの間にか角館駅近くに出ました。

角館駅近くに無料の駐車場があるので、そこに車を止めると歩いて武家屋敷方面へ。
角館といえば武家屋敷の枝垂れ桜が有名ですが、この日はどんな開花状況なのでしょうか。


テクテクと歩いていくと、だんだん街の雰囲気がそれらしくなり、田町上丁まで来るといかにもな古い建造物がひしめく界隈になります。
桜も満開ではなかったですが、それなりに見ごたえのある状態でなかなか良いです。


角館郵便局のあたりから武家屋敷街になりますが、さすがにここまで来ると観光客の数が段違いです。
しかもインバウンドがめちゃ多いですね。
さすが有名観光地。
桜もそれなりに絵になっています。


武家屋敷街を散策しながら桜の写真を撮ったりしていると桧木内川に出ます。
この川沿いも桜並木になっていたので、そのまま川沿いを歩いてみます。
武家屋敷は枝垂桜でしたが、川沿いはソメイヨシノですね。
こちらは五分咲きくらいかな。


川沿いの桜並木からまた武家屋敷のほうへ移動し、駅方面へ戻ります。
行きと違って表通りを歩きましたが、インバウンドを中心に駅へ戻る人が多いですね。
車ではなく、公共交通機関で来ているのでしょう。


角館駅まで戻ってきたら、ちょっと駅の中を見学。
意外に小さな駅でしたが、多くのインバウンド客でにぎわっていました。
レールパスではなく券売機で切符を買っている人も多いですね。
もうすぐ新幹線が来る時間だったのもあるかもしれません。
待合室も混んでいました。

角館を一通り見たところで駐車場に戻り、宿へ移動します。
宿は田沢湖の湖畔に取ったので、30分ほど走ります。

最初は田沢湖の西側から回り込もうとしていたのですが、ナビの通りに行くと国道46号線を案内され、そのまま気づかずに進んでしまったので、田沢湖駅の方を回って行くことにします。
まあ走る距離はそんなに変わらないのでいいんですけどね。


17時過ぎにこの日のお宿に到着。
ペンションサウンズグッドさんです。
ネットで見たら安かったので取ったお宿ですが、なかなかよさげなお宿です。

ちなみにカフェも運営しており、建物の正面がカフェの入り口、宿泊は右の入り口から入ります。
案内表示もあるので、迷うことはないでしょう。

オーナーの親しみのある接客でチェックインの手続き。
一通りの説明を受けてカギを受け取ると部屋へ向かいます。
全部で5部屋の小さいペンションですが、宿泊の部屋はすべて2階にあります。


部屋に入るとコンパクトながらもソファーは2か所あるし、テーブルも複数台あって荷物置きに困らないし、使い勝手の良さそうなお部屋です。


窓のロールカーテンを開けると田沢湖のレイクビューです。

ロフトもついていて、寝るのはロフトスペースになります。

部屋で少し休んだら、18:30から夕食です。
1階のカフェスペースでとります。
ママのお任せコースとなっており、何が出てくるか楽しみです。


ワンドリンク付きの宿泊プランだったので、ビールも飲んじゃいます。


どのお皿もめっちゃウマー(゜∀゜)ー!!

最後のデザートまで堪能しました。

料理は奥さんですが、デザートはパティシエ修行をした娘さんが担当だそうです。


口コミでは量が少なかったという意見もありましたが、個人的にはこれで十分でした。
パンもご飯もありましたからね。

食後はお風呂。
ここのお風呂は貸切風呂スタイルなので基本予約制です。
予約はというと、お風呂の入口に時間を区切ったボードがあり、そこに部屋番号を模したマグネットを貼るだけです。
マグネットが貼られていない時間帯は鍵がかかっていなければ入れます。

お風呂は洗い場が2つに浴槽が1つ。
しかも浴槽はピアノの形をしていて、このお宿らしいですね。
お湯は人工温泉だそうです。

体も温まったらあとはお部屋でのんびり。
ソファーが2か所にあるのでゴロンと横になれるのがいいですね。

お酒も飲んでいい感じに眠気が回ってきたので、この日は早めに就寝としました。