三連休のある日はバーッと車を走らせに行きました。
ガチっと行先は決めていませんでしたが、とりあえず冬の銀山温泉を見てみたかったのと月山ビールを買いに行くことだけ決めて出発。
そんなに急ぐ道でもないので、下道を北上して県北方面へ。
自転車で普段走っている富谷市や大和町を過ぎ、県境に近い加美町に入れば峠越えに入ります。
ちなみに町中心部から西へしばらく行った小野田地区にあるコンビニには「宮城県最後のコンビニ」と書かれた看板があります。
ここを過ぎると山形県に入った尾花沢市の中心部までコンビニはありません。
県境へ向かう国道は狭く枡形のような線形をたどりながら山へ山へと向かっていきます。
最後の集落を抜けると人家もまばらになり、県境の峠越えも本番。
暖冬のせいか、これまでは雪は全く皆無でしたが、さすがに山に入ってくると積雪がありますね。
路面もドライだったのが冬道に近い状況になってくるので運転も慎重に。
北の大地にいるときは普通でしたが、しばらく雪道を運転していないと緊張感があります。
県境の鍋越峠を越えて山形県突入。
以前はここは冬季通行止めでしたが、通れるようになって銀山温泉までのアクセスも良くなりました。
所々シャーベット状の雪が残る下り坂を慎重に進み、路面がドライになってきたところで銀山温泉への分岐。
県道188号線に入ります。
再び上り基調の道を山のほうへと進むと大正ろまん館が現れます。
ここが冬季の駐車場を兼ねた拠点となっており、銀山温泉街へはここから徒歩かシャトルバスで行くことになります。
最初は歩いてもいっかと考えていたのですが、2キロくらいあるようなのでバスに変更。
ちょうどシャトルバスが停車していたので、そのまま乗り込み運転士さんからチケットを購入。往復500円也。(訪問時)
ちなみに多客時はバスは順次ピストン輸送しているようです。
ほどなくバスは出発。車内は中華系の観光客が多いです。
やはり有名観光地ですね。
窓の外に目を落とすと徒歩で向かう観光客もそれなりにいます。
温泉街の入り口でバスを降りて坂を下ると、テレビなどでよく見た光景が広がります。
まさに風情の漂う温泉街。
外国人観光客も多かったです。
温泉街の奥にも渓谷や滝など見るところはあるようでしたが、路面状況があまりよくないので、温泉街を一回りして30分ほどでバス乗り場へ戻ります。
来るときに乗ったバスがまだいたので、これはラッキーと乗り込むと出発。
行き以上に中華系の団体さんが乗ってましたね。
添乗員さんは日本語が流暢なので、スムーズに乗降しています。
大正ろまん館に戻ったら、少し館内を冷やかし車に戻ります。
昼食の時間帯なので食事でもとも考えていたのですが、先ほどのバスに同乗していた中華系の団体さんなどもそこを予約しているようで、お店が混んでたということもあり先に進むことにしました。
尾花沢市街方面へ下り、国道に入ると村山方面へ。
この辺りは夏にスイカを買いに通った道なので見覚えがあります。
村山から国道を離れ、寒河江方面に向かいます。
13時近くになりいい加減お腹もすいてきて、さあどこへ入ろうかと思案していると、信号待ちでたまたま目に入った定助そばやへ。
駐車場は空いていたのですが、お店の暖簾をくぐると2組待ち。
人気店なんですね。
ウエイティングボードに名前を書いておとなしく待ちます。
15分ほどで案内されカウンターに入ると、そばやラーメンの並ぶメニューから半板そばをオーダー。
周りを見ていると、そばの注文も多いですが、ラーメンの注文も結構あります。
ラーメンも美味しいようですね。
しばらくして板そばが登場。
半板そばですが、1.5人前くらいあります。
普通にしなくてよかった。。。
では早速そばを賞味。
ウマー(゜∀゜)ー!!
おそばはこの地域の特徴でもある太めのそば。
すするというよりはムシャムシャ食べる感じです。
そしてつけ汁がまた美味しいです。
鰹の風味がすごくいいです。
やはり本場のそばは美味しいですね。
最後はつけ汁に蕎麦湯を注いで飲みましたが、蕎麦湯を入れたことで一段と美味しくなったような気がします。
実に美味しいおそばでした。
こりゃ待っても食べる価値がありました。
おなかも満足したところで、山形県の西部を目指して車を走らせます。
晴れの予報に反し、時折小雪のちらつく中到着したのが、西川町郊外にある道の駅にしかわ。
ここは去年の春に訪問していますが、物販は充実しているし、レストランの食事もおいしくて再訪したいと思っていました。
やっと念願がかないました。
お目当ては地元のクラフトビールでもある月山ビールです。
ただビールだけのつもりが、地元の日本酒とワインも買ってしまいました。
ビールは何杯でも飲めるのですが、ワインや日本酒のような強い酒を飲むと瞬時に撃沈される人間です。(笑)
お目当てのものも買え大満足のところで帰途につきます。
途中、難読駅としても有名な左沢駅(読み方はあえて書きません)にも立ち寄り、その近くにある道の駅おおえにも寄り道。
道の駅は想像以上に小さくて、トイレを借りただけで終わりました。。。
東根まで戻ると国道48号線に入り、関山峠を越えればもう仙台市。
走りなれた道を通って帰宅しました。
200キロちょっとのドライブでしたが、思いっきり運転できてスッキリしました。