不妊治療、子宮腺筋症合併妊娠からの後期流産⑩
我が子がお腹からいなくなってからも続く身体へのいろんなダメージは、耐える理由が何もなく苦痛でしかない。
突然現れた腰痛もひどいものだった。刺すような激痛。寝ることも、立つことも座ることも出来なくて泣けてきた。
子宮が戻ろうとする痛みは、どうも普通の産後ママが言う痛みとも違う痛みもある。
陣痛よりよっぽど痛いし、動けず息ができなくなるほどの激痛が走ることもたびたびあった。
よく言われる生理痛のような鈍痛とかじゃなくて、痛みが局所的なのは、妊娠中子宮が大きくなる時と同じで、これも腺筋症のせいか。
身体は我が子に母乳をあたえる準備に入っていたらしく、触るだけ寝返りするだけでもおっぱいにも激痛が走ってびっくりした。
ネットサーフィンで調べまくっても、産後、おっぱいを出すためのマッサージとかは載ってるけど、後期流産や死産後のことは情報量が圧倒的に少なくて、どうしたらいいかわからなかった。
後日、入院していた病棟看護師長さんに聞いて、ひたすら保冷剤で冷やした。
もちろん心へのダメージは相当、言うまでもない。
心も身体も落ち着いてまた不妊治療を開始して、もしまた妊娠できたとしても、同じことが起きるんじゃないかっていう今後への不安だってある。
年齢だって待ってはくれない。事実、すでに結婚して8年、治療始めてからだって6〜7年経つんだから、そんなに余裕はないかもしれない。
喜んでくれていた家族やまわりの人たちも悲しませてしまった。
お父さん、私が今まで苦労してきたのも分かって、ほんとに今まで見たことないくらい喜んでくれてたのに。悲しませてごめん。
つづく
🐈⬛neko