歳を取るにつれて、どんどん若くなっていく人は、「老化」せずに「成熟」した人。
歳を取るにつれて、どんどん若くなっていく人というのは、しっかりと自分自身を「成熟」させられている人なのだと言う。
「成長」を継承する概念として、「成熟」という言葉がありますが、40代から50代にかけて、どんどん歳をとっていくように見える人というのは、成熟した大人になれず、老化した大人になってしまった人たちなのだろう。
100年時代を春夏秋冬で例えれば、
最初の25年は肉体的に成長する「春」、次の25年が精神的な部分を成長させ、家族を築く「夏」、そして、肉体的にも精神的にも成熟した50歳からが、100年時代では本番の収穫の「秋」で、75歳以降の「冬」は、秋の間に生み出した価値観や実績を軸にして、人生をスローダウンさせていく。
若い時は、とにかくがむしゃらに行動し続けることによって、価値を生み出すことができる。
だけど、行動し続けて、他人に認められることに依存してしまうと、人間として上手く成熟することができない。
世界最大のヘッジファンドの一つを創業したレイ・ダリオは、「成熟とは、単なる良い選択を退けて、それ以上に優れて選択を追求する力である」と述べました。
ドラッカーの有名な言葉に、「あなたは何によって、人に覚えられたいか。50歳になっても、それに答えられなければ、人生を無駄にしたことになる。」というものがありますが、実際は、この目的意識のレベルにまで到達できる人はほとんどいないのだろう。
PCのマウスを発明したダグラス・エンゲルバートは「人が成熟する速度は、その人がどれだけ恥に耐えられるかに比例する」と言いました。
日本は長い間、平和と安定が続いていますが、これは裏を返せば、守るべき信念や信仰が存在しないから、テロや革命が起こらず、大胆な意思決定ができないと取ることもできます。
世の中に変化を起こす行動を起こすのは若者ですが、若者を動かすためには、成熟した大人の存在が欠かせない。
精神的な栄養をたくさん取らないなければならない25歳から50歳の「夏」の時期に、旅や遊びを通じて、自分自身を深く理解しておかないと、50歳になった時に、成熟した大人になることができないのだろう。
人間は歳を取ると本性がむき出しになると言われますが、本性がむき出しになった時が人生の本番なのかもしれません。
(リーディング&カンパニーより)
精神的栄養、肉体的栄養をしっかり摂取して、
心身ともに成熟した人になっていきたいですね
「成熟」「老化(腐敗)」といえば、
果物の実験を思い出します。
以前、小学校の先生が子どもたちに言霊の力について教えてあげたいと、オレンジ🍊を使って実験をして、その結果を詳しく教えてくれました。
ありがとうなどの天国言葉を3〜4つ書いた紙
バカヤロウなどの地獄言葉を3〜4つ書いた紙
それぞれの紙の上に、同じ袋に入っていた同じ鮮度、ほぼ同じ大きさのオレンジ🍊を一つずつ乗せて、数日間廊下に置いておきました。
こんな感じでした。
数週間後…
どちらも水分が抜けたようで少し小さくなっていました。
天国言葉の紙の上に乗せたオレンジを半分に切ってみたら、中はまだみずみずしくて美味しそうでした💖
地獄言葉の紙の上に乗せたオレンジは、
切ってびっくり
中が真っ黒になっていました
あまりの結果の違いに驚きました
人間も、普段使っている言葉によってかなり違いが出てくると思われます。
天国言葉をいっぱい使ったほうが良いですね