「ラヴ・レターズ」作品名について私が知ってた事は
同じ台本をいろんなペアで上演していて
顔合わせも本番も1回っきりの朗読劇って事位。
もうこれは最早「推し」と言ってもいい気がしてます。
岡本圭人くん出演。
圭人の舞台は、まだ割とすんなりチケット取れるのよね。
相手役の若村さんは「ハムレット」で拝見してます。
こんな話だとは、全然知らなかった。
これは、私と沖縄の友達のあったかもしれない話だ。
ずっとわかりあえていると思っていたけれど
それでも二人の人生はセパレートで。
お互いを必要としていたけれど、ふたりは知っていた。
付き合っても万が一結婚しても
ずっとは うまくいかなかっただろうって事を。
お互いを想う気持ちは「愛」だってわかっていたけれど
どんな種類のモノかは、よくわからなくって。
あの頃、そういう関係を理解してくれる人はいなかったけど
時が経って「ソウルメイト」なんて名前つけられて市民権を得ている。
アンディの言った「こんなひとはもういない」は正解だけど
それでも人生は続いていく。
ロビーには、撮影NGな圭人直筆の
アンディがメリッサに送った手紙が展示されていました。
子どもの頃のは、鉛筆のつたない字。
大人になって、決まった便箋&封筒を使うようになって
劇中もパーカー51の万年筆が
ふたりの懐かしむアイテムとして使われていて。
私も君に手紙を書く時は
同じペン、ブルーのシンプルなレターセットを使っていたよね。
観るたびに確実に階段を上がっていってて
これだけひとつの舞台に熱を入れるなら
やっぱりJUMPとの両立は無理だろうなぁと思うのです。
いつまでもキラキラというわけではなく
着実に年を取っていってるってトコロも(←褒めてます)
カテコで若村さんの手を取ってエスコート。
紳士だわ~。
何回かカテコに出てきてくれたんだけど
最終的に若村さんに腕を差し出したのに出されかえされて
素直に組んで捌ける圭人、素直だわ~。
劇終後、どうしても素面でいられなくって
時間を気にしながらも 再び、人間関係へ。
感想なんかをメモメモしてるんだけど
劇中と想い出がごっちゃになってしまって
気を緩めると泣いてしまいそうで。
交わって離れてもまた平行線に戻ればいい。
恋愛を越えた男女の友情程強いモノはナイから。
でも・・・なくしてしまったら、どうしたらいいんだろう。
今もその答えは見つけられてない。