本日ご紹介するのは、私がその行く末を最も心配している奴である。
ここ数年の間、ずっと具合がよろしく無い・・・・と言うか・・・
どんどん具合が悪くなっている。
コイツ・・・観音竹である。
ケンポーとナップの母猫のニオが死んだ年に購入したもので、かれこれ5~6年は経っているだろう。
ご覧の様に枯れかけている・・・と言うか、虫の息である。
コイツだけは、どう頑張っても元気を取り戻さない・・・。
この状態で既に2年以上が経過しており、この状態から良くも悪くもならない。
残っている葉も、色が薄く、透けてしまっている。
しかし・・・
コイツの不思議な所は、こんな状態でありながらも、何やら花の様なものを実らせる事である。
うちに来てから、3~4度ほど白い細かく小さな花の様なものを咲かせた。
『花の様なもの』と言うのは、果たしてこれが花なのかどうなのか?私には分からなかったからである。
これが、その『花らしきもの』の枯れた姿である。
この黒っぽい粒々、これが元は白く『花の様なもの』だったものだ。
どれもこれも元気にしている中、この観音竹だけが上手く行かない。
非常に無口なコイツは何も語らずに・・・
ただ、ひたすら黙って運命を受け入れているかの様な表情であり、コイツを見ていると、無性に悲しくなる時がある。
どなたか・・・・
コイツが元気を取り戻す知恵をお持ちではないだろうか?
色々調べてみたが、どうも釈然とした結果が得られないのである。
因みに、観音竹は『竹』と言ってもヤシ科の植物だと言う事で、葉の形が竹に似ていることからこの名が付いたらしい。