古い写真を携帯のカメラで撮影した為、クッキリとは撮れなかったが、これが↓例のブーツである。
恐らく・・・みんなでクラブに遊びに出掛ける時に撮った写真である。
当時、日本人ダンサーの間では「ニューヨーク留学」は、一種のブームであった。
私の日本の仲間達も、挙ってニューヨークに来ていた。
私の様に、長期で留学する仲間は少なかったが、1ヶ月~3ヶ月くらいの予定でやって来る連中は多かった。
私とジョディは、こうした日本の仲間が来る度に色々と持成したものである。
まだ記事には書いていないが、私とジョディの他にもルームメイトが増えたし、私達のアパートはいつも賑やかであった。
私以外のルームメイトは、大概が短期シェア。
最短で、ほんの1週間、と言うルームメイトも居た。
私がこのアパートでシェアしたルームメイトは、ジョディを除いておよそ10数人である(笑)
男も女もゲイのカップルも、アメリカ人もフランス人も、スパニッシュも居た。
ジョディはこのアパートを「Miss Kitty's international house」と呼んでいた。
Miss Kittyと言うのは、ジョディの愛猫である。いつかお目にかけよう。
さて、私の大切な恩人、ジョディである!
私が今、一番再会を果たしたい人である。
これは、オーディションを受ける際に、先方に提出する宣材写真である。
こうした、プロに撮って貰った写真は言わば「名刺」代わり。
中にはいつも持ち歩いている人もいる。
そして、これが↓私の当時の宣材写真である。
嗚呼!若い(笑)!
これは、日々の糧を得られる様になって、最初に浪費した記念の品でもある。
当時・・・$200くらいで撮って貰った・・・と思う。
ジョディは非常に器用な人で、自分の頭は勿論、私の髪も切ってくれていた。
この頭もジョディに切って貰った。
伸び放題の髪は、パーマでも誤魔化せなくなっており、ジョディが切ってくれた。
その後も、私は度々ヘアスタイルを変えるのだが、いつもジョディが私の希望通りにカットしてくれていた。
このジョディの宣材写真も、私のニューヨークの想い出と共に、大切な宝物である。