『緋の河』 | 日々の徒然

日々の徒然

日常の記録帳

カルーセル麻紀さんをモデルにした本です。カルーセル麻紀さんは、日本で最初に性転換手術をした人なのだそう。


めちゃくちゃ良かったーーー‼︎



主人公は、子供の頃から美しいモノが好き。他の男の子と違う自分を否定してない。美しく生まれたことに誇りを持ってる。

いじめられてもメソメソなどせず、自分に好意的な男性に目星をつけて守ってもらう。

自分のまま生きられる場所と、なりたい身体になることに一直線💨




高校時代、髪を伸ばして頭髪検査に引っ掛かり、教頭にバリカンで虎刈りにされた時には

「こんなのテメェの鬱憤ばらしだろうが‼︎」

と言い放つ笑い泣きなんか私もスッキリしてしまいました。



とにかく、人と違うことを嘆いてないのが潔くて気持ち良い!



泣いてお願いして認めてもらおうとするのでなく、泣いてる暇があるなら自分で自分の居場所を作る。



自己啓発本より自己啓発されました爆笑



これは少年〜青年期の話。この後の話は「孤蝶の城」で読めるそうな。

近くの図書コーナーにはなく泣くうさぎ図書館でも貸出中泣くうさぎ

さてどうするか。