「反ワクはなぜ誤情報を拡散するのか」という忽那賢史医師の記事へ反論してみた

「反ワクはなぜ誤情報を拡散するのか」という忽那賢史医師の記事へ反論してみた

2024-05-07 12:00:00

テーマ：新型コロナとワクチン

WCHJapanの100万人署名運動。

ご賛同いただける方は署名と拡散をお願いします

ワールドカウンシルフォーヘルスジャパンの100万人署名運動 – 〜すべての人が健康と幸せを自由に選べる世界に〜wch-japan.kifusuru.net

医師サイトに連載されていた忽那先生の記事。

今回も目を疑うような内容でした。

著作権の問題があるため要点だけ抜き出します↓

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

人類初、SNS発達下の大規模パンデミック

ワクチンに関して間違った情報が拡散しやすい状況であった

ワクチンに対して懐疑的な立場の人が、あるいは悪意を持って陰謀論を広めようとする人が「コロナワクチンにはマイクロチップが仕込まれ、5G通信で操作される」「コロナワクチンを打った実験動物が全て死んだ」といった間違った情報（というかデマ）を拡散させやすい状況となる。

ワクチンは、正しい情報を知った上で個人個人が判断して接種するかどうかを決めることが重要なので、間違った情報を流布することで個人の判断を誤った方向に進めてしまうことになりかねない。

反ワクはなぜ誤情報を拡散するのか―「MICEモデル」で解く

「Money（お金）」「Ideology（イデオロギー）」「Compromise（妥協）」「Ego（エゴ）」

Money（金銭）：

　反ワクチン運動において、金銭的な利益を求める動機が働くことがある。

これは、ワクチンに対する恐怖を煽ることで本や健康補助食品、代替治療法を販売しようとする者がいる場合などに該当。

Amazon.comでの医学系書籍の売り上げを見てみると、反ワクチン本が上位にランキングされていますよね。たぶん、私の著作の1000兆倍くらいは売れていると思います。

Ideology（イデオロギー）：

強い信念や哲学がワクチン反対の動機となることがある。

自然主義や身体の純粋性を重んじる思想、政府や医療制度への不信がワクチン反対の根底にあることが散見される。

コロナ禍以前から反ワクチンの思想を持つ人は政治への関心が高くリベラルな傾向の方が多い、ということが東京大学の調査で分かっている。

「コロナ禍以前からワクチン反対派であったユーザは立憲民主党やれいわ新選組、日本共産党のアカウントをフォローする率が高いのに対して、コロナ禍以降に新規にワクチン反対派になった人々は参政党のアカウントをフォローする率が高く、陰謀論やスピリチュアリティをきっかけとして反ワクチン的態度を持ち、さらに反ワクチンを掲げる参政党への支持を高めた可能性が示唆された」

Compromise（妥協）：

個人が社会的な圧力や周囲の期待に応じて、自己の本来の価値観や信念と妥協することで、反ワクチンの立場を取る

会社の社長が「ワクチンを打ったら懲戒免職にするぞ！」と言ったら仕方なく同調する社員が増える、という感じ

Ego（自我）：

個人が自分の知識や能力、地位を強調したいという欲求から反ワクチンの立場をとる

自身が特異な見解を持ち、他者と異なることで注目を浴びたい、あるいは特定の群れの中でリーダーシップを発揮したいという欲求に基づく

反ワクチンの人たちが反ワクチンなのは、私たちからのワクチンに関する正しい情報提供が不足しているから反ワクチン的思想を持っているからというわけではなく、根底には政治や医療への不信感など、科学的事実とは別の理由がある

「フィルターバブル」「エコーチェンバー」で“沼”に

過去に自分が検索した結果を反映して自分の見たい検索結果だけが現れる「フィルターバブル」

同じ意見を持った集団が集まり偏った意見が増幅されている「エコーチェンバー現象」

反ワクチンに対しては、直接的に彼らとやり合うことは不毛。彼らの多くは非常に攻撃的

ワクチンの安全性と有効性に関する科学的根拠を世間に広めていくことがわれわれにできる対抗手段である。

ーーーーーーーーーーーーーーーーー