娘たちへの備忘録
昨日、９時〜の 「日曜美術館」 は、
「永遠なるサグラダ・ファミリア〜 神の建築家 アントニオ・ガウディ〜」 だったのですが、
現在、東京国立近代美術館 （６月１３日〜９月１０日） で、
「ガウディとサグラダ・ファミリア展」 が、開催されているのですね。
サグラダ・Ｆ は 「構造という骨格が、２０２６年に完成予定」 だそうですが、
その後も、彫刻などで肉や表情をつけていかれるので、建築はまだ続くのだそう。
番組には、現地で彫刻制作の監督をなさっておられる、
福岡市博多区出身の、外尾悦郎氏 も映像でご出演でしたので、
ご出身校の、パティオに設置してある、
外尾氏設計監修の作品を、ご紹介することにいたしました 。
１９９９年 （平１１） 、
高校の創立８０周年記念として、完成披露されたパティオなのですが、
作品は中国で加工され、卒業生の会社が施工されました。
ちなみにこちらの高校には、博多山笠 「千代流れ」 の、舁き山が入ります。
台上がりは、校長先生が恒例なのだとか。
《博多山笠 千代流れ 高校入り ４１秒》
校舎中央部にある、パティオのテーマは、万物を生成する５つの元素、
五大 「地 ・ 水 ・ 火 ・ 風 ・ 空」 。
在校生に向け、
「ルーツをしっかり自覚し、自分とは何者かという問いを持ち続けて、世界に飛び出して欲しい」 との願いが込められているそうです。
《地 ち 水 すい 火 か 風 ふう 空 くう》
↗︎ やや右奥に 「風」 が見えます
お借りした画像です
《風 ふう》
画像は、娘の入学式当日の写真です。若かったね。 （笑）
同校は、アフガニスタンで偉業を成し遂げられた、故中村哲医師、
ノーベル生理学、医学賞を受賞なさった大隅良典博士、
俳優の、故小松政夫氏も卒業生です。
また長谷川法世氏の劇画 「博多っこ純情」 の、舞台校でもあります。
（♡博多っ子純情は大人気の明月堂 博多通りもんのCMでも有名）
そうそう、昔から、校舎内は土足です〜。
夫の昔話によりますと、年に数回、鯨の油脂でワックスがけをしていたとか。
《火 か》
作品は、Pay Payドーム近くの、地行中央公園にも 「松の実 （噴水だった）」 が、設置されています。
外尾氏、仕事を通じ幾度となく神を感じられたそうで、カトリックの洗礼を受けていらっしゃいます。
守護聖人を伺ったところ 「（聖）ル〇、です」 とのこと。
画家、彫刻家、医者などの守護聖人ですので、なるほどと思ったことでした。
２０１５年１１月
外尾氏がコンクールで優勝された 「説教壇 （聖書台 / 信徒に話をする時に使用）」 が、フィレンツェの、あの 「サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂」 に設置されています！
枢機卿から 「これから君は、ミケランジェロと戦うんだね」 と、声をかけられたそう。
７００年間、仮の説教壇だったため、７年に渡りコンクールが行われた。
最終的に、イタリアの大巨匠との競合だったため、出品前日には、東洋人に優勝させまいと、ヒドい嫌がらせもあった。現地では、外国人に敗北したショックで、沈痛な雰囲気になったほどだった。
２０２０年１１月８日
福岡県文化賞 ・外務大臣表彰 ・文部科学大臣表彰状 ・国際カトリック文化金メダル ・ヨーロッパ建設金十字金賞など
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...早くにお父様を亡くされたので、授業料が安い 「京都市立芸術大学」 に入学（年間18,000円）。