毎年うっかりするのですが、先週末は、四十一年目の結婚記念日でした。
突然、娘達からのフラワーアレンジが届いたのですが、
あらッ、何事? なんて思ってしまいました。
記念日とはいえ、バタバタなのは奥さん なのですけれど〜 w (笑)
いつものことですが、あーでもこーでもと楽しんでみました。(笑)
🇮🇹 ヴェネツィア 《M.KERER》
葉はシャドーワーク(裏側が✕✕の連続)
🇫🇷 フランス刺繍のリネン
ペネロップ・アソシエーション も有名ですね!
1982年ヴェルサイユサミット・在外仏大使館
エリゼ宮・有名ホテルなどで用いられている逸品
*Penelopeはボランティア団体 ♡ペネロップ
人気のステム No.3500
1935〜1954年 製造
その昔 王由由さんのご紹介でブレイク
♡ 2021年3月29日
🌹Wikipedia
🌹おすすめ解析
🌹ローザはローマの誤植・エーコは自分が何をしているか...
「...20年近くこの謎が常に頭の片隅にあった。しかし、ついに2000年を過ぎたころ、ウンベルト・エーコが、アメリカのアンカーのこの詩の意味は何なのかという質問に対して答えた記事をネットで発見する。このラテン語の詩の原文はこれだ。「Stat rosa pristina nomine, nomina nuda tenemus.」。エーコはこの質問に、これはちょっとした悪戯(いたずら)だった答える。
「Rosa (薔薇)を、Roma(ローマ)に変えてみなさい。この詩は、12世紀、ある詩人(僧侶ベルナール・ド・クリュニー、別名ベルナール・オブ・モーレイによって書かれた詩 De contemptu mundi / 世界の屈辱について / 風刺の3,000節の詩から来ている)が、ローマについて書いたものがオリジナルで、当事のローマの状況を憂えたものだ。
『過ぎにしローマはただ名のみ、虚しきその名が今に残れり(ローマの起源は名前の中にしか存在しない、我々はあるがままの名を所有するに過ぎない)』。ローマは、共和制からローマンカトリックの強制的な支配にになって再び栄えているように見えるが、中身は全く異なるものになってしまった...と」。
エーコは、この短いラテン語の詩で、彼の遊び心にも似た思いつきで、ずっと皆を惑わせ続けたのだ。そして、僕は、邦訳の変更を20年もの間、その理由を知らず悩み続けたのだ。あの邦訳は、「そもそも意訳どころか、とんでもなく間違った訳だったのだ(誤植だったそう!)」。エーコは、僕達を惑わせて、自らは笑って見せたのだ。「笑いの章(アリストテレス)」だ。16年に亡くなったエーコは、真の智の巨人だったのだと改めて思う。
★「笑い(喜劇)の章」について
事件の犯人は、盲目の老僧ホルヘ(文書館の本当の主だった)です。ホルヘは、笑いを否定する人だったので、笑い(喜劇)の章を読まれたくなかった! アリストテレスの「詩学」は、本来は2巻構成で「喜劇(笑い)」について論じられていたと推測される第2巻が、今日まで伝わらず散逸してしまっているため、アリストテレスの「喜劇」に対する評価や「悲劇」と「喜劇」に対する評価の差は、正確には分からない。そこでウンベルト・エーコの『薔薇の名前』のように「アリストテレスはひょっとしたら「悲劇」よりも「喜劇」をより高く評価していたのかもしれない」という仮説に基づく文学作品も存在している。