🎏娘たちへの備忘録 22.3.2/23.5
今年 (令和二年) は、大変なことになっていますが、
五月は、娘の長男の初節句ですので、昨年選んでいた 「奉 納 鎧」 を、あれこれ試行錯誤しながら (笑)、飾りました。
花丸君、 大きくなったら喜んでくれるかな〜 🎏
遠方にお住いのお義父さまも、
楽しみにしていらした踏み餠のお祝いも延期ですが、健やかに育ってくれることを、心から願っています。
☆掛軸のブログ 2018.5/5 → 🎏
左手の、広蓋 (ひろぶた) に、
陣羽織を納め、婚家の紋入りの袱紗 (裏は松) を掛けました。
唐櫃 (からびつ) の上に広げている別売りの袱紗が 菖蒲をイメージさせる古代紫 (商品名)
だったので、とてもよかったかな〜 。。
あらッ、
兜の忍諸 (しのびお ・ お紐のこと) の房の袋が、そのままでした。(汗)
貧乏性なんですね〜 婿殿に取って貰いましょう。
下の画像は 「草摺り (くさずり)」 といい、着用すると大腿部あたりになります。
歩く時、草と擦れ合うことからこのような名称になったそう。
馬に乗るため、左右が少し長めで、前後の中央に切れ目があります 。
草摺り ↑(画像はお借りしています)
🎏 奉納鎧について (お店の説明より抜粋)
平安から南北朝時代にかけ、上級武士らは自らの願いを叶えたとき (叶ったとき)、
「神に祈りや感謝を込めて、神社に甲冑を奉納」 しました。
「合戦用とは異なり、神に奉納することを目的にしていた」 ため、当時、最高の技術をもって製作されていたそれらの甲冑は、美術工芸品としての気品を感じさせます。
また甲冑には、人肌に密着するような、面あて、臑あて(すねあて)、毛靴、および下着に類似するものは、一切付属していません。
そのため、鎧が本来持っている重圧感や威圧感がまったく感じられない、独特なスタイル (奉納飾り) になりました。それらの甲冑は、 色彩や金工細工が美しい作品が多く、国宝に指定されているものも少なくありません。
🎏力石甲人 13号
大鍬形鏡面 /タメ入り /純金鍍金小札 /白絲威 しろいとおどし
「白絲縅」は、 「純白が他の色に染まらない」すなわち自分の意志を貫くということを意味し、
「何事にも動じない強靭な意志」をも表現。気品の漂う色でもあります。日御碕神社に、国宝として現存しています。
🎏2021年5月22日