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渡辺河童のコレクションルーム

漫画家+いろいろデザイナー渡辺河童の日記


みなさんおはこんばんちわ。
渡辺河童です。

本当は、黒バス事件の意見陳述に関してブログを書こうと思ってたのですが、今日はあまりにも酷い最近のビジネスマナーについて書きます。

漫画の読者さんに関しては、突然のカミングアウトになりますね・・・漫画家業は休業中のままですが、私は会社を経営しています。

ただ、これを書くと「すごい!」「お金持ち!」「勝ち組!」とか囃し立てる人がいますが、そのイミフな頭は捨てて読んでください。

何故って?・・・だって、社長ってだけでお金持ちだったりしたら、世の中から倒産って言葉なくなるでしょ?世の中の社長さんがみーんなお金持ちだったら、不景気にならないでしょ?うちは少なくとも貧乏会社です(笑)

漫画家業を休筆して、最初はWeb制作業として一人で立ち上げた会社です。

さっきも書きましたが貧乏会社です(笑)
本当に本当に小さな会社です。

でも小さいからやれるって事も少なくありません。
大きい会社だと会社のご意見を伺わないと歩き出せない事も、小さいし私の考えひとつで歩き出すこともできます。

まぁここで、最近のビジネスマナーについて話を戻します。

消費税増税が決まったあたりから、会社に寄せられるお問い合わせの内容がおかしくなりはじめました。

いや、前からビックリ問い合わせをする人(残念ながら個人さんに多い)は確実にいましたが、最近は会社名で寄せてくるお問い合わせすら、文面や言動がおかしくなってきています。

いくら作っているものがフィギュアなどの遊び空間に近くても、作ること自体は遊びではありません。

代表的なビックリ例

・「御社」ではなく、「オタクでは・・」「おたくの会社」と言う
これが最近ものすごい多い!!いやもうブログに書くほど多い!!
私はオタクだが、そのまま呼ばれるのはイヤだ!!(違←

・「ホームページ見たんスけど」
・・・スってwどこの体育会系なんですか(笑)

・会社名や名前すら名乗らない
せめて名乗ろうよ・・・・

・ビジネスメールで「w」とか、顔文字を多用
もう、こっちがwwwwwwwwwwwwwってなるよ!!

・ビックリするほど上から目線
確かにうちは下請けになる事は多いですが、いくらお客様でも一緒にイイモノ作ろうよ!っていう姿勢じゃなくて「仕事やる」っていう目線はどうかと思うよ?

・僕、私、ワタクシ、弊社などの言葉が使えない
たまにウチとかもありますなぁ・・若い子に多いけど。
友達に送ったメールなの?!っていうものまであります。

・ガチャ切り
これはもう本っ当に、残念な人が多い。とても丁寧な印象でお話ししていても、最後のガチャン!!で一気に・・・・となってしまいます。


ここまでは一般的な例。
でも、これを読んだ人は是非、反面教師にドウゾ(笑)

ついつい使ってしまいがちな普段の言動から来るような言葉遣い、あなたは大丈夫ですか?


そして、我が社は特殊分野なので、以下のような特殊なお問い合わせも多いのです。


・まだ形とか何作るかも決めてないんですけどいくらですか?
うちの会社はフィギュア、陶器、貴金属、アパレル・・色んなものを作りますので、雑貨屋さんに行ってどれを買うか決めてないけどいくら?って聞いてるのと同じなんですけど、これも理解できない人多いですねー。

・許可なしの版権物、もしくは無許諾イラストをグッズにしたい
ダメ、絶対。うちの会社に聞いて来たらもれなく通報します。
コレ実は意外と多いお問い合わせです。

・ねんどろいどな感じに作って下さい
それはグッドスマイルカンパニーさんに頼んでください・・・









 


おはこんばんちわ。
渡辺河童です。

今日は少しダークなお話を・・・

内容もかなり長いですし重いですので、
心してお読みください。


昨日、黒バス脅迫事件の被告人意見陳述1~2を読みました。

1・http://bylines.news.yahoo.co.jp/shinodahiroyuki/20140315-00033576/

2・http://bylines.news.yahoo.co.jp/shinodahiroyuki/20140315-00033579/

何を最初に思ったか。

渡辺博史の「渡辺」っていうのは、本名ではないですが、自分のペンネームの名字と被りますので、興味深く読みました。

また、同性愛者だと渡辺博史被告は言っているので、性的少数者(セクシャルマイノリティ)っていう部分でも被りました。自分の場合は正確に言えば完全な同性愛ではありませんが、セクシャルマイノリティというくくりの意味で言えば同じです。

でも、自分的には、反発的に何コイツクソじゃん!!っていう反応ではありませんでした。逆に自分と重ね合わせて考えさせられる事項が多かった。

渡辺被告の陳述にあった下記について。

自分が「手に入れたくて手に入れられなかったもの」について列挙しておきますと、上智大学の学歴、バスケマンガでの成功、ボーイズラブ系二次創作での人気の3つ

自分の場合、学歴に執着することがないのでここは割愛。

漫画の事・・・親にとにかく漫画家になる事について大反対されていました。高い画材も、頑張ってアルバイトして買って、自分のモノなはずなのに、親の機嫌によって捨てられる・・という生活。でも、それに屈することができず、17歳で家出。

小さい頃、絵を描いて文部大臣賞をとっても、漫画を描いても「遊んでる」としかとられずに、怒られて親にも殴られてばかりいる学生時代でした。

17歳でバイト2~3つかけもち当たり前で、なんとか生活しながら同人誌に参加しました。自分だけで本を作る事が出来ない自分は、当時盛んだったファンロードっていう今でいうオタ雑誌に中学生の頃からせっせと投稿したりして、掲載ハガキの常連になって作った人脈でゲスト原稿という形であちこちの同人誌に書かせて頂いてました。

21歳でエロ漫画家としてデビューしましたが、これは親のいうことをきかなかったからこそ成し遂げられた夢を叶えた現実です。

イジメのこと・・・学校では、当時はオタクっていえばそれだけでイジメの標的でしたし、自分の場合は小学生の時から性別違和を感じていたので男の子っぽい服装をして「オトコオンナ」と言われ、学校に行けば上履きが捨てられていたり、殴られたり、イスや上履きに画鋲当たり前、酷い時には水をぶっかけられて教科書さえ瀕死・・・ってのが日常茶飯事でした。なので、学生生活のいい思い出がないばかりか、同窓会とかいう言葉に、今でも縁がありません。


渡辺博史被告の場合、まず最初に親に屈してるように感じました。(いや、それだけ素直な子だったんでしょう。親が絶対的である家庭は少なくないでしょうし・・・。僕の場合は、親が漫画家に対して大反対!っていうのがなかったら、同じ境遇になっていたかもしれません。)

ここがまず分かれ目だったのかな、と。

僕も渡辺被告と同じように、親のいうことをきいていたらデビューさえできなかったでしょうから・・・。でもコレ、結構ある風景なんじゃないかと考えます。誰も親とガチバトルしたいとは思わないでしょうし、親には絶対的服従を強いられる人間も多いのではないかと思います。

ましてや、セクシャルマイノリティだと親にカミングアウトするなんてことは、かなり勇気のいることですし、できなくて悩む人の方が多いと思います。

イジメもキッカケになっているようですが、イジメに遭った人が全員こうなるワケはないので、ここはなんとも言えないですがね。



ここで皆さんに質問です。

あなたは何のために生きていますか?

この問いに明確に答えられる方はたくさんいるでしょう。家族のためであったり、守るべきものがあったり、やりたい事があるという事は、本当に素晴らしい。

しかし、答えられなくなっている人も多くなっているのだと私は感じます。ネット社会になり、PCから目を背ければ「孤独という現実」が襲い掛かる人も少なくないハズです。

私は後者です。
答えられません。

なんの為に生きているのかは分かりません。
家族もいないし、兄弟もいない。
しかし、他人に迷惑をかける行為をしたくないから生きている。
たったそれだけです。

ただ、生きていればいいことあるさ!!と思いながら生きています。ネガティブ思考になるときはありますが、それだけじゃ落ちていくばかりなので、自分を奮い立たせます。

渡辺被告のように「この巨大な相手にせめてもの一太刀を浴びせてやりたいと思ってしまったのです」という気持ちも起こりませんし、犯罪者になる勇気もありません。つーか、なりたくない。(まぁ、ここにも考えが及ばなかったんだと思いますが・・)

ある意味で、僕にはどう見えているか・・・・
渡辺被告には、
大きな反抗期が今更ながらやってきた

かのように感じています。

被告人意見陳述が、こじらせすぎた厨二病に見えるのは僕だけでしょうか。

反抗できる場所を間違えた。

話す人もいなかった。

ネット社会になり、孤独を倍増させるツールが世の中にはいっぱいあります。twitterだったり、Facebookだったり・・SNSはナナメから見れば「孤独確認ツール」であると僕は思っています。

よくみんなやってますよね?
「僕と私ともっと仲良くしたい人RT」とか。
アレやってRTこなかったらもっと孤独感倍増しませんか?
だから僕はやりません(笑)

色々と考えた結果、渡辺被告が言っている事は誰しもが陥りやすい、日本社会の側面なのかもしれないとも考えます。




 


 
おはこんばんちわ。
渡辺河童です。

3/12になってしまいましたが、3.11の復興支援に描いた絵をアップしておきます。

 

今やもう連載も持ってない漫画家の端くれで・・・でも、Jコミさんで過去作品の単行本出してもらってるし、一応雑誌でプロデビューしたヤツなので・・・なんの力もないのかもしれませんが、誰かが少しでも笑顔になれたらいいなーという気持ちを込めて描きました。

んでもって、3.11に思うことを少し。

この絵は昨日の3/11に「黙祷」という言葉と共にTwitterにアップしたんですが、その後のtwitterをあちこち見ていて、「黙祷」するか否かで議論があるのを目にしました。

twitterに黙祷と書くか否かで議論があること自体が、今のみんなの状況が「平和」なんだと思いましたよ。

別に書かなくても、心の中で黙祷する人もいるでしょう、仕事でその時間に黙祷できない方もいるでしょう。書ける人だけ書けばいい。書きたい人だけ書けばいい。

書かない事をバッシングする余裕があるってことなんですよね。
平和ボケっていうのかな。

本当の被災者の方はそんな事願ってないと思うんです。

さすがに、「黙祷時間に違うことしてる俺ドヤァw」的な書き込みはため息が出ましたが、その人が本当に考えてないのかどうかは、実は判断できないんですよね。現実を見たくなくて違う書き込みヒャッハーな方々も存在してるってことなんです。それも理解したいと思います。

twitterは、誰がどんな書き込みをしてもいい(犯罪行為とかバカッターはこの際置いておいて)とは思いますが、ちょっとだけ思う事は、受け取る人の感情に少しでも「配慮」をした方がいいと思うんです。

配慮。ほんの少しの、配慮。
このさじ加減、実は結構難しい。

twitterは基本的に公共の場であります。
気付いていない人が多いですが、鍵付きでない限り世界発信の場です。

私のフォロワーさんにもお友達や家族、親戚などがまだ行方不明の方がいらっしゃいましたし、配慮って本当に必要だと思うんですよね。

ただ、過度な配慮は必要ないと思うんです。3/11がお誕生日だったり、結婚記念日だったり、なにかの記念日な方もいるでしょうし、それを自粛するほどまで配慮しろ!とは、被災地の方は思っていないと思うんです。

発信する側も受け取る側も、ほんの少しの配慮で違った見方ができます。

twitterでの書き込みひとつひとつで怒ったりしていたら身が持ちませんし、違う書き込みをしているからって、一概に「震災を考えてない」とは言い切れません。

本当に苦しいから「twitterぐらい違うことをつぶやいていたい」って方も確実にいるってことも覚えておかないといけないと思っています。

難しいですよね。
人間ってその時の感情にもよって言葉の受け取り方も違うでしょうし。

議論するのも人の性ですが、こうしたお互いの配慮って大事ですよね。

人と接する時に、許し合える大きな気持ちを持っていられたらいいなぁと思います。いつもいつもできる程人間の器は大きくないんですが、3.11に少し思ったので書き残してみました。


少しでも平和が続きますように。

3.11の復興を心から応援しています。

渡辺河童


 


おはこんばんちわ。
渡辺河童です。

前回、「かもカフェ」っていうのに参加してきた!というブログを書いたんですが、今回は「ゆるカフェ」という集会に参加してきました。

同じ方が主催している集会です。

かもカフェっていうのは、ビアンかも?ゲイかも?バイかも?FTMorMTFかも?かもかも・・という方々が集まる、いわばオフ会。

今回は、もっとゆるいカテゴリの「ゆるカフェ」っていうのに参加!

【ゆるカフェって何?】
http://rainbowaction.blog.fc2.com/blog-entry-181.html
「ゆるカフェ」は「セクシャルマイノリティ(性的少数者)」をキーワードにした集まりです。
「セクシャルマイノリティだと自覚している人」
「普段はセクシャルマイノリティとしてカミングアウトはしていないけれど、自分を隠さずにいられる場所に行きたい人」
「セクシャルマイノリティで他のセクシャルマイノリティと知り合いになりたい人」
「セクシャルマイノリティではないけれど、セクシャルマイノリティと知り合いになりたい人」
「セクシャルマイノリティの知り合いはいるけれど、他のセクシャルマイノリティとも知り合いになりたい人」
「他のマイノリティに属していて、セクシャルマイノリティとも知り合いになりたい人」
「突然友人からカミングアウトされて戸惑っている人」
「子どもにカミングアウトされて戸惑っている人」
「配偶者がセクシャルマイノリティである人」
「親がセクシャルマイノリティである人」
「既婚者だけどセクシャルマイノリティである人」等々、、
「セクシャルマイノリティ(性的少数者)」がキーワードになれば、どなたでも参加できます。

以上は公式さんからのコピペ。

というワケで、私も参加。

今回行った感想をつれづれ書いてみます。

いやぁ~~~セクマイ関係の用語増えすぎでしょ!!w

ちなみに今回の「ゆるカフェ」、用語辞典のオンパレードで、自己紹介をした人が使った言葉を知らない人がいれば、その用語を使った人が説明するっていう自己紹介方式でした。

殆どの参加者がセクマイ当事者。
自分もその一人。

初めて行きましたが、用語勉強になりました。

どんどんネット社会になってから、用語が増えて行っている気がします。ビアン、ゲイ、バイ、FTM、FTMゲイ、MTF、MTFビアン、FTX、MTX、、、ここに更に、Aセク、ノンセク、パンセク、、、、書いてて分からなくなったwww

だいたいの用語は分かる!!と思っていたのに、実は「シスジェンダー」っていう言葉で、こっそりつまづいていた私が通りますwww

シスジェンダー
(Cisgender)とは・・・Wikiより
生まれた時に診断された身体的性別と自分の性自認が一致し、それに従って生きる人のことをさす。もともとはトランスジェンダーに対して非・トランスジェンダーを指す言葉が無く、トランスジェンダーが普通の人に対して異常であるかのように扱われたため、トランスジェンダーを差別的に扱わないようにするためにシスジェンダーという言葉が使われるようになった。

これもさ、もうノンケでいーじゃんw
いや、喉元にひっかかる人はひっかかるんだろうな。

ノンケさんに理解されたい!!とか言いながら、敷居を高くしているのは当事者たちのような気がしてきました(汗

ネットでカテゴリがどんどん細分化していくのはしょうがないんだろうけど、用語が増えすぎるのもどうかなーと・・・。(覚えきれない・・歳のせい?←)

みんな「私はこれだ!」っていう言葉を模索して作っていって、それが更に紆余曲折あったりして出来上がったものなんでしょうけれど、如何せん多いのです。

そういえば、FTMゲイって一昔前はダナーズって言ったりしませんでしたっけ?

用語も多いけど、その人がその用語を「どう捉えているか」ってのでも、使い方が若干違ってくるので、一概に「あーなるほどー」とは返せないんです。

たぶんノンケさんはこう思うでしょう。
「覚えるのめんどくせぇwww」

これがきっと素直な反応。
いやだって、当事者の自分ですら覚えきれないから!!

あとは「名前」についての話も興味深かったです。
女性らしい名前とか男性らしい名前ってあるもんね。
名前は記号のようなモノと言っている方も興味深かったなぁ。
自分の場合は戸籍上も男性名に変更してるんですけど、「読み方」では男性でも女性でもどっちでもアリな名前なんですよね。別に意識してつけたわけじゃないけど。

最近は「~~子」って名前だと「昭和!」って言われるという現象があるっていう方がビックリだったけどね!!!

ま、そんなこんなで勉強になったし楽しかったです。
参加された14人の方々、お疲れ様でした。
世話役のRonさん、いつも有難うございます。

30~50代の集まりっていう、ゆるいカテゴリの集会欲しいな。
ゲイかビアンどちらか限定ならあるんですけど、バイもFTMとMTF、FTXとMTXも入れるごちゃまぜ集会。

少し生活に余裕ができたら考えてみよう。

今回はこの辺で。

渡辺河童


 





皆様お久しぶりです。
おはこんばんちわ、渡辺河童です。

んでもって、2月16日に「かもカフェ」というのに行ってきました。

「かもカフェ」って?
「かもカフェ」は、セクシャルマイノリティ(性的少数者)「かも」しれない人、過去に「かも」しれないと思っていた人の集まりです。「かも」しれない、と悩んでいる人、「かも」しれないと思っている人、どちらでも構いません。
http://rainbowaction.blog.fc2.com/blog-entry-180.html

っていう、いわば集会のようなものです。

自分の場合だと、性別定義さえ面倒なので
「両性かも?」な感じで参加。

入る前までは、「どんな人が来るのかな・・」とか、
かなりドキドキしていたんですが、初参加のクセに、
自分が昔描いていた宙出版から刊行されていた
「美粋(ミスト)」っていうビアン雑誌を覚えていて
くれた方がいて、テンションがオーバーヒート。

喋りすぎた「かも」しれません。
「かもカフェ」だけにw←

美粋で連載したときは、レディースコミックなんで、
ペンネームが固すぎるという理由から、編集さんに
変更を要望されて「井上かずき」っていう名前で
描いてました。

さてさて、話はかもカフェに戻って、かもかもな
人たちが11人。
雪のせいでだいぶ少なかったようですが、
ゆるーいカテゴライズの中でお喋りしてきました。

FTMかも?
ジェンダー違和かも?
MTFかも?
かもかも・・・
いろんな方々がいました。

FTMとかMTFの用語が分からない方は
私の過去のブログで紹介していますので、
読んでみて下さい。
http://ameblo.jp/kazuking/entry-11710030723.html


セクシャルマイノリティが細分化されて
カテゴライズされていって、用語が増えて、
どんどん自分の立ち位置が分からなくなった気がします。

自分の場合は、性別が頭の中でゴチャゴチャです。

でも、ホルモン注射して、声変わりして、
胸も取っちゃったし、後戻りはできません。
だからといって、後悔しているってこともないし・・
なんなんでしょうかね?<自問自答の日々

女で生まれて性別が分からなくなっているので、
今現在ではFTXと名乗ってますが、不安定。

仕事している時には女性というのを微塵も感じさせない
話し方をしているらしい(自分では分からないw)ですが、
ときどき、チラホラと女性らしいしぐさもするようです。

なので、今の自分にとっては「かもカフェ」っていうのは、
渡りに船のような感じに思えたのです。

特にFTMさんのオフ会で、よく言われてしまうんですが、
当事者から・・・
「FTMなのに、なんで髪の毛のばしてるの?オカマみたいw」
って言われたりします。

心境としては・・・
「Σ(◎д◎)ロン毛男性を全否定かよ!!」と
思ったりもするんですが、そこで言い返したところで
たぶん言い合いにしかならないので、ぐっと
ガマンして疲れたりします。

そもそも、性別ってそんなに2値で分けられるものでしょうか?
「男」と「女」が基本となっているのは分かります。

しかし、世の中にはインターセクシャルの方もいる。

※インターセクシャル
半陰陽(はんいんよう、英: Intersexuality, Hermaphroditism)は第一次性徴における性別の判別が難しい状態である。インターセックス(英: Intersex)ともいう。この性質を持つ人を半陰陽者(はんいんようしゃ)、インターセクシュアル(英: Intersexual、略称: IS)と呼称する場合もある。また、医学的な名称としては性分化疾患(DSD)が用いられている。男女両方の性を兼ね備えているという観点から両性具有(りょうせいぐゆう)とも呼ばれることもある。(Wiki抜粋)

Facebookでは、今現在はアメリカのみ
変更可能ですが、性別が50種類になったらしいですよ。

50ってまたどこを基準にしたんだろうか・・。

とにかく、「かもカフェ」さんは居心地が良かったです。

性別の問題よりも、人間中身だよ。うん。
っていう話で盛り上がれたのが、今回参加した中で
いちばん嬉しかったです。


FTMのオフ会は、なんだかB系のオラオラな
イカツイ方が多い印象でしたが、こちらでは
私のロン毛を否定する人はいなかったです(笑)

ビアンかも?
ゲイかも?
バイかも?
かもかも?な人たちは行ってみましょう。

どうやら、「ゆるカフェ」というのもあるご様子。
http://rainbowaction.blog.fc2.com/blog-entry-181.html

また日程さえ合えば、行ってみようと思います。

当日お話しした方々、有難うございました。


渡辺河童