皆さんにお願いしますの巻。 | ワイヤーママ秋田代表のカズ菌の感謝ブログ

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カズ菌という1つのウィルスが、日々の皆様に感謝をする物語のような
日記なのである。そんなにいいことも書いていないが、そんなに悪い
ことも書いていないような気がする。ここまで読んでくれた人に
まず感謝!!

震災後、皆さんに何度もお願いをしてきました。

それに皆さんも応えてくれました。本当に本当に感謝です。わがワイヤー秋田編集室に救援物資を持ってきてくれたママさん。今日もダンボール8個分、福島に郵送させていただきましたし、チャリティーイベントを開催し、そして、それに尽力してくれたワイヤー徳島のスタッフの方々や協賛企業様、それに参加してくれた人たち。本当にありがとうございます。我々秋田県も毎日の余震にビクビクしながらも頑張れていれるのは皆さんからの応援があるからです。本当にありがとうございます。


地震が起きて二週間以上たちますが、メディアは通常のルーティーンにもどりつつありますし、物流も回復してきてます。また平和な日々がもう近くに来ているのかもしれません。でも、被害が一番少なかった秋田県でも物流が震災前に戻るのは早くても今年の盆明けから年内いっぱいかかると言われています。被害の少ない地域でこれですから被災地はもっとかかります。連絡がとれた後輩は「仮設住宅はどんどんたっていますが、避難所にいる人たちが全員入れることはない。かりに入れてもいまから一年以上かかります。」と。それまで体育館生活みたいです。


自分が言いたいのはもっと物資をくださいとか募金をして仮設住宅をたくさん建てて欲しいとかいいたい訳ではないんです。なにが言いたいのかというと、世界で最大級の地震があったことを忘れないでほしい。どれだけはやく復興したとしてもまだゆっくり一年以上かかるんです。これから物資が全国から集まり、ものが溢れてくるでしょう。そうなると物資は集めなくなるでしょう。だけど、困っている人がいる。助けれる命がある。救いたいという気持ちは自分にはすごくあります。だから自分はこれからもずっと支援し続けます。だから自分からのお願いは、忘れないでください。毎日考えてとも言うつもりはありません。支援してともいいません。ただ、被災者は忘れられるのが一番嫌だなと思うんです。だから忘れないでください。苦しんでいる人がいることを。行方不明なかたがいることを。幼稚園バスで家に帰ろうとしていた園児がバスの中で遺体で見つかったことを。お願いします。


最後に被災者から言われた一言、「被災していない人が元気を出してくれないと被災したひとは元気がだせない。俺たちに元気を届けたいならまずは自分が元気になってくれ。」


ご静聴、ありがとうございました。


頑張ろう!!東北!!