こんにちは❗️

Flexible Perfdct Body協会代表の安藤一樹です。

  



今回は、オジギソウが葉を動かす動きをヒントに抜き・リリーブの動きを紐解いて行きたいと思います。





抜き・リリーブとは?

当協会が提唱している緊張を使わない動きです。

この緊張を使わない動きを使って徒手療法を行うと相手に防御性収縮を生まずに、癒着した筋膜(Fascia)や筋の張力を正常化することができます。




また、この抜きを使った動きは緊張を使わないため、相手に察知されにくく、スムーズで速か動くことが可能です。超一流のアスリートは、この動きを使っています。




動画:クリスチアーノ・ロナウドの腕立て

※この腕立ては抜きを使っています。

他の選手は、ググググッと筋が緊張しているのが分かりますが、クリスチアーノロナウドはそれがありません。

そのため動きが速くスムーズです。




動画:ナジーム・ハメドの動き

※ナジーム・ハメドも抜きを使ってパンチを打っています。抜きを使った動きは速くスムーズでググググッという緊張が無いため、相手に察知されません。そのため相手は簡単にパンチをもらってしまいます。




抜き・リリーブについてはこちらをご参照下さい。

※下記のブログではリリースと表現していますが、これはリリーブと同様のものです。







それでは、

オジギソウとヒトの動きを比較していきたいと思います。




オジギソウは葉に触れられると、その刺激が活動電位(電気信号)となり、それが茎(主葉枕と呼ばれる運動器官)に伝わります。




すると、茎の細胞骨格を作る「アクチン」がほぐれて細胞の水が抜けて、




細胞の膨圧が低下する(細胞がしぼむ)ことで茎(主葉枕)の水分が近位から遠位に移動して葉が閉じます。




膨圧とは

細胞の内側の水分の圧力によって、細胞膜が細胞壁を押す力です。簡単に言えば細胞が膨らむ力です。

植物はこの膨圧によって形を保っています。




次にヒトの抜きの動きを見ていきましょう!

まず、ヒトはテンセグリティ構造でてきています。


テンセグリティー構造とは?
張力材(ゴム、筋・筋膜「Fascia」)の張力で圧縮材(棒、骨)を支えている構造です。


図.テンセグリティー構造


テンセグリティー構造では、筋・筋膜(Fascia)の張力によって骨格が保たれています。




そして、抜きを使った動きはこのようになります。
図.抜きを使った動き











つまり
オジギソウは細胞内部の水を抜くことで圧力変化を起こして葉を動かします。



ヒトは張力材(筋・筋膜「Fascia」)の張力を抜くことで張力変化を引き起こして四肢を動かします。



いかがでしょうか?
自然界の植物ヒトの抜きの動きはとても似ています。
逆に言えば、筋収縮を使った緊張のある動きは、不自然な動きであるとも言えるかも知れません。




本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました❗️ 

 
 
 



【治療院】

筋筋膜(Fascia)アプローチが受けられます!

たかぎ接骨院

https://s.ekiten.jp/shop_6042176

 



 【オンラインセミナー】

 2022.7.23(土)16:00〜18:00




【電子書籍】

・Amazon健康部門7位獲得!!

治療効果が3倍変わる!筋・筋膜リリース~テンションリリーステクニック~