扉絵
扉絵は、カフェでご飯食べてるグレジュビ。
なんかグレジュビ見るの久しぶりな気がする。
ジュビアが前のめりでグレイが調子狂わされてるの可愛い。
金神竜封印
おぉ、本当にビエルネス倒されてしまった。
いやぁ倒されるには十分なエピソードではあったんですが、これまで水神竜編が「24話」木神竜編が「40話」月神竜編が「58話」とちょっとずつ長めになってきてる傾向にあったので、金神竜編はまだ終わらないと踏んでいたんですよね。
金神竜編は今回で「31話」で木神竜編より短い。
別に話の長さ=面白さではないのですが、わりと尺の傾向から読み取るのが好きなので、勝手に何らかの事態でまだ伸びるかなと思っていました。
まぁ別に話自体に不満はないです。
新キャラ・アテナの事は大好きになれたし、創造主のデュークに不要とされたり、ビエルネス顕現の為の生贄にされるのは情緒狂わされる展開だった。
キーキャラがしっかり印象を残してくれて面白かったし、ビエルネス戦も概ね満足!
再利用される展開に熱い気持ち半分、結局何だったの?という困惑の気持ち半分の咎の炎。
ビエルネスがナツを敵認定した事でようやく口を開くのも好きな描写でした!
自分を「神」とまで思ってるから人間なんぞと話さないつもりだったのに思わず反応してしまったの無様で最高。
3話使ったボス戦、良い濃度の話でした。
残る五神竜はラスト1体。
こいつばかりはこれまでで1番長いエピソードになるでしょう。
「100年クエストが達成される 100年の時を超えて」というエレフセリアの台詞に100年クエスト最終章期待が持てる。
シグナリオ姉妹の正体
瓦礫の中から這い上がってきた人物。
この金神竜編でエルザが戦ったシグナリオ姉妹。
黄金の梟は全員が錬成された存在という話でしたが、ビエルネスが破壊された今でも姿を保って存在していました。
何故かというと、この二人だけは幻ではなかったから。
本当に生きてる人間で、その為ビエルネスが消えても消滅しませんでした。
どうやら記憶障害があるようで、何があったかよく思い出せない二人。
「ビエルネス」の名を聞いてようやく思い出しました。
二人はかつてビエルネスの敵だった「炎神竜の使徒」。
「ファイア&フレイムの一員よ」と答えます。
同じ意味の言葉繰り返してるだけ(炎)。
FTお馴染み敵幹部の総称でしょうか。
イグニアだけは一匹狼のような印象もありましたが、毎度のボスと同じように仲間がいた。
これまで同様五神竜に仕える配下。
その一枠がシグナリオ姉妹だったという、話が広がった面白さはあるのですが、うーんそこまで盛り上がらないな!
シグナリオ姉妹、エルザに瞬殺されて強さは底が見えていますし、炎神竜編ではもう弱体化してると思いますよ。
真島作品の法則性の一つですが、最初は強くても一度倒されたらどういう存在でも弱くなりますから。
ディアボロスのキリアのように次はルーシィに倒されるレベルでもおかしくないと思う。
「炎神の城」なる本拠地まであったのも面白いですね。
お前、そんな俗っぽかったのかよ。
軍を率いた王のような存在であろうとしたようで、少し意外だった。
愛の奇跡
気になっていたのは、アテナの生死です。
一応ビエルネス顕現の為の犠牲になり、本来は消えて無くなってたと思いますが、あれじゃ悲し過ぎるのでどうにか生きていないかと自分も願っていた。
エクレアだったりミッシェルだったり、ルーシィは大切な友人を亡くし過ぎてるので、たまには生きてるパターンもあって良いんじゃないかと思っていた。
「ルーシィ…」と言って声をかけてきたアテナⅡ。
敵だった方のアテナですが、ルーシィは気付きます。
「あたしたちの知ってるアテナだよ」。
何が起こったのか分かりませんが、本人曰く「どうやら意識と人格がこちらの体にうつったようでして」との事でした。
状況はよく分かりませんが、かつて「愛の為の幻」を経験してるウェンディはこう表現します。
「たぶんこれ魔法じゃなくて愛の力なんじゃないかなぁ」。
その言葉と共に出てきた本物デューク。
笑ってるだけで何も言いませんでしたが、デュークが何かをしたんでしょうか。
本来ビエルネスを具現化する為に消えるはずだったアテナ。
そうならない為の錬金術?
賢者の石に何かをしていた?
詳細は分からないですが、サブタイトルは『愛の奇跡』。
本来起こり得ない現象だったのかもしれません。
何にしてもアテナが生きてて良かった!
何度か言ってますが、アテナは金神竜編で大好きなキャラクターの一人になったので、幸せに生きてほしかったんです。
ルーシィと出会って見つけた「本物の感情」。
それを大切にして、望む未来を歩んでほしい。