松下幸之助 | カズのヨット世界一周航海&人生日記

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2014年3月にスタートしたヨット世界一周航海は出航前にアクシデント続出。果たして、アメリカ・フロリダを出航して日本に帰還できるのか。挫折するのか。1年掛かるのか、2年掛かるのか。

大阪 門真のパナソニック本社

 

2023年3月28日 桜公園にて

 

松下幸之助記念館(入館無料)

 

幸之助 9歳 丁稚奉公で、和歌山の田舎から大阪へ

 

戦後の昭和の時代の初期テレビ達

 

 

昨日、2023年3月28日 パナソニック本社に行ってきました。

何故かと言うと、桜を見る為です。(笑)

パナソニックの会社には業務上の用事はありません。(笑)

 

世界の松下、世界のパナソニックです。

大阪府の門真市です。

僕の家から約2㎞ 車で3分、自転車で10分、徒歩でも25分以内で行けます。

 

毎年、松下の敷地内に桜公園が整備されていて無料で入れます。

近いので、よく行かせて貰っています。

 

今年はそのついでに松下幸之助記念館に立ち寄らせて頂きました。

 

綺麗な館が二つ並んでいて、一つは松下幸之助の人物記念館、

もう一つは、松下電器、パナソニックの企業の歴史を、その製品達と共に展示されています。

 

全て無料です。沢山の綺麗に着飾った女性達の係員が誘導してくれますし、館内は綺麗で、静かで、気品に満ち溢れています。

 

まあ、少なからず感動させて貰えます。是非行ってみて下さい。

 

松下幸之助と言う人の、ほぼ全てが解説されています。人物像や人となり、生い立ち、性格、考え方、その生きた94年間。

 

僕は松下幸之助に何度か会っています。会っていると言っても実は見ただけです。数回、生の幸之助さんを見ました。

僕の父親は本人から色紙を頂いています。確か、「道」と言う字が書いてあったように思います。

 

やはり同じ門真市ですから、他の人よりも接点があったように感じます。

 

僕は若い時分、地元の青年会議所に所属しておりました。その時に何度か講演会に来て頂いたり、幸之助さんを囲んでの食事会などに参加した記憶があります。

 

その時に僕の印象は、20代の前半だった若い僕にとっては、年老いた優しいおじいちゃんって感じでした。もう90歳前後の時だったように思います。

 

なにせ、明治27年生まれの人ですから、実は僕のおじいちゃんと同い年です。

僕のおじいちゃんは85歳で亡くなりました。僕が19歳の時です。

松下幸之助さんは、94歳で亡くなられていますから、僕が28歳の時と言うことになります。

 

僕は23歳でJCに入りましたから、その時系列から言っても、僅か5年程度の時間がJCを通しての重複期間と言うことです。

 

勿論、あんな世界的に偉大な人物ですから、個人的に知っているという様な関係では勿論ありません。

 

しかし、こうして、彼の人物を見させて頂くと、その偉大さがよく分かります。

 

偉い人とはこういう人のことを言うのでしょうね。

 

この前亡くなった、稲森和夫さんのような人もそうだと思いますが、明治維新以降の日本の国を民間、経済面から作ってきた人たちでしょうね。

 

その昔は、日本の産業と言えば、第一次産業の、農業や漁業くらいしか無かった。

 

そこに列強が開国をせまり、日本国の存続自体が危うい時代だった。

 

日本が強い国、一つの独立した国家を列強に示すには、経済的に列強と肩を並べる様に成長するしかなかった。

「富国強兵」

経済力をつけて、軍事力を持たなければ、たちまち列強国に支配されてしまい兼ねなかった。

 

明治維新の頃である。

その意味で明治の時代の日本は偉大な人が多かったのでしょう。

 

日本を列強からの侵略を守ってくれたのですからね。

 

さて、今の日本はどうでしょうか??

 

物の無かった時代は終わった。

もう既に物が溢れている。

 

明治の時代や、昭和初期の日本とは全く違う現代があるのです。

 

今、松下幸之助さんが生まれていたなら、何を見据えて、どう動くのでしょうか??

 

今の時代の世界情勢を見て下さい。

また、日本の国内情勢を見て下さい。

 

物が溢れ、贅沢が蔓延り、若者は将来の希望を無くしているように見えます。

世界では常に戦争が起こり、核戦争も危うい時代です。

 

こんなに豊かな時代になっても、人々は領土を奪い合い、人を殺し合う。狂った為政者は後を絶たず世界中の国で台頭してきて、恐怖政治を国民に強いる。

未だに大量虐殺のような事件が世界中で起こっている。

 

これが、我々人類が追い求めてきた、素晴らしい、豊かな、地球だったのでしょうか??

人類全体の幸せ像はこんなものであったのでしょうか??

 

違いますよね。

 

100年前は、松下幸之助や本田宗一郎、豊田佐吉、稲森和夫のような人が必要だったのでしょうね。

 

しかし、今の時代は違うように思います。

 

この世界の将来の為に、今、どんな人物たちが時代に求められているのか。。。。

 

そんなことを考えてしまいます。

 

大阪では2年後に万博が開催されます。

僕は1970年の万博の時代は小学生の5年生で、吹田の万博に24回行きました。

当時の小学校のクラスで2番目だったです。(笑)

 

その多くは家から自転車で行きました。1時間で着く距離でしたから。そして、入り口でズルをして、(笑) 係員の目を盗んでタダで入るのです。(笑)

 

それで、24回です。。。

 

悪いガキでした。。。

 

今の朝ドラの「舞い上がれ」は もう今週終わりますが、あと3回かな?? 金曜日までです。

そのドラマでは、大阪万博に間に合わすように、空飛ぶ自動車が開発されています。

 

時代は、空飛ぶ自動車が普通になろうとしています。

 

空を見上げると、人を乗せたドローンがウジャウジャ空を埋め尽くすのですか??

 

僕は憧れより、異様さを覚えます。恐怖を感じます。

 

憧れのような感覚は感じません。

 

僕が異常者なのでしょうかね??(笑)

 

重力に逆らって、空を物が飛ぶとしたら、何かあれば地上に落ちてきます。船や列車や車とは違います。

 

幾ら安全と知識人が言っても、事故は起こります。もし、空中で機械に不具合が出ればどうなるのでしょうか?

 

バッテリーの不具合で電気系統が短絡すれば、羽は止まります。羽が止まると、空中の物は地上に落下します。

 

これは如何にも簡単な法則ですね。

落ちたら人間は死にます。地上に居る人に当たれば、そちらも共に死にます。

 

僕は怖いです。

 

70年も前に、原子力発電を作った人は、絶対安全と言いました。

 

その、絶対安全と言い放った人達は、2011年に起こった福島の原発事故を想定していたでしょうか?

 

絶対安全なんて、言葉は信用できません。そしてそんなことは絶対にあり得ません。。。

 

人類が今追い求めるべきは、もう、便利さではない筈です。

幾ら便利を追い求めても、

幾ら贅沢を追い求めても、

 

今のウクライナのように爆弾が空から降って来て、家が壊され、人の人命がいとも簡単に奪わてる様な時代が今なんです。

 

今、人類が追い求めるべきは、もう便利さでは決してありません。

 

我々人類は、今こそ、人としての原点に立ち返って、我々人類としての将来を見直す必要があるように思います。

 

人類の総意として、今求めるべきもの、つまりは人類総意の幸せ像を今一度考え直す時代が来ています。

 

今日、松下幸之助記念館を見せて頂いて、

 

色んな事を考えました。考えさせられました。

地元、門真に生活の基盤を置いて約45年。門真に住んでいて唯一良かったと思えるような、(笑) 一日で御座いました。

くだらんブログで、スミマセン。。。

 

読んでくださり、ありがとうございました。

 

かず