大阪 門真のパナソニック本社
2023年3月28日 桜公園にて
松下幸之助記念館(入館無料)
幸之助 9歳 丁稚奉公で、和歌山の田舎から大阪へ
戦後の昭和の時代の初期テレビ達
昨日、2023年3月28日 パナソニック本社に行ってきました。
何故かと言うと、桜を見る為です。(笑)
パナソニックの会社には業務上の用事はありません。(笑)
世界の松下、世界のパナソニックです。
大阪府の門真市です。
僕の家から約2㎞ 車で3分、自転車で10分、徒歩でも25分以内で行けます。
毎年、松下の敷地内に桜公園が整備されていて無料で入れます。
近いので、よく行かせて貰っています。
今年はそのついでに松下幸之助記念館に立ち寄らせて頂きました。
綺麗な館が二つ並んでいて、一つは松下幸之助の人物記念館、
もう一つは、松下電器、パナソニックの企業の歴史を、その製品達と共に展示されています。
全て無料です。沢山の綺麗に着飾った女性達の係員が誘導してくれますし、館内は綺麗で、静かで、気品に満ち溢れています。
まあ、少なからず感動させて貰えます。是非行ってみて下さい。
松下幸之助と言う人の、ほぼ全てが解説されています。人物像や人となり、生い立ち、性格、考え方、その生きた94年間。
僕は松下幸之助に何度か会っています。会っていると言っても実は見ただけです。数回、生の幸之助さんを見ました。
僕の父親は本人から色紙を頂いています。確か、「道」と言う字が書いてあったように思います。
やはり同じ門真市ですから、他の人よりも接点があったように感じます。
僕は若い時分、地元の青年会議所に所属しておりました。その時に何度か講演会に来て頂いたり、幸之助さんを囲んでの食事会などに参加した記憶があります。
その時に僕の印象は、20代の前半だった若い僕にとっては、年老いた優しいおじいちゃんって感じでした。もう90歳前後の時だったように思います。
なにせ、明治27年生まれの人ですから、実は僕のおじいちゃんと同い年です。
僕のおじいちゃんは85歳で亡くなりました。僕が19歳の時です。
松下幸之助さんは、94歳で亡くなられていますから、僕が28歳の時と言うことになります。
僕は23歳でJCに入りましたから、その時系列から言っても、僅か5年程度の時間がJCを通しての重複期間と言うことです。
勿論、あんな世界的に偉大な人物ですから、個人的に知っているという様な関係では勿論ありません。
しかし、こうして、彼の人物を見させて頂くと、その偉大さがよく分かります。
偉い人とはこういう人のことを言うのでしょうね。
この前亡くなった、稲森和夫さんのような人もそうだと思いますが、明治維新以降の日本の国を民間、経済面から作ってきた人たちでしょうね。
その昔は、日本の産業と言えば、第一次産業の、農業や漁業くらいしか無かった。
そこに列強が開国をせまり、日本国の存続自体が危うい時代だった。
日本が強い国、一つの独立した国家を列強に示すには、経済的に列強と肩を並べる様に成長するしかなかった。
「富国強兵」
経済力をつけて、軍事力を持たなければ、たちまち列強国に支配されてしまい兼ねなかった。
明治維新の頃である。
その意味で明治の時代の日本は偉大な人が多かったのでしょう。
日本を列強からの侵略を守ってくれたのですからね。
さて、今の日本はどうでしょうか??
物の無かった時代は終わった。
もう既に物が溢れている。
明治の時代や、昭和初期の日本とは全く違う現代があるのです。
今、松下幸之助さんが生まれていたなら、何を見据えて、どう動くのでしょうか??
今の時代の世界情勢を見て下さい。
また、日本の国内情勢を見て下さい。
物が溢れ、贅沢が蔓延り、若者は将来の希望を無くしているように見えます。
世界では常に戦争が起こり、核戦争も危うい時代です。
こんなに豊かな時代になっても、人々は領土を奪い合い、人を殺し合う。狂った為政者は後を絶たず世界中の国で台頭してきて、恐怖政治を国民に強いる。
未だに大量虐殺のような事件が世界中で起こっている。
これが、我々人類が追い求めてきた、素晴らしい、豊かな、地球だったのでしょうか??
人類全体の幸せ像はこんなものであったのでしょうか??
違いますよね。
100年前は、松下幸之助や本田宗一郎、豊田佐吉、稲森和夫のような人が必要だったのでしょうね。
しかし、今の時代は違うように思います。
この世界の将来の為に、今、どんな人物たちが時代に求められているのか。。。。
そんなことを考えてしまいます。
大阪では2年後に万博が開催されます。
僕は1970年の万博の時代は小学生の5年生で、吹田の万博に24回行きました。
当時の小学校のクラスで2番目だったです。(笑)
その多くは家から自転車で行きました。1時間で着く距離でしたから。そして、入り口でズルをして、(笑) 係員の目を盗んでタダで入るのです。(笑)
それで、24回です。。。
悪いガキでした。。。
今の朝ドラの「舞い上がれ」は もう今週終わりますが、あと3回かな?? 金曜日までです。
そのドラマでは、大阪万博に間に合わすように、空飛ぶ自動車が開発されています。
時代は、空飛ぶ自動車が普通になろうとしています。
空を見上げると、人を乗せたドローンがウジャウジャ空を埋め尽くすのですか??
僕は憧れより、異様さを覚えます。恐怖を感じます。
憧れのような感覚は感じません。
僕が異常者なのでしょうかね??(笑)
重力に逆らって、空を物が飛ぶとしたら、何かあれば地上に落ちてきます。船や列車や車とは違います。
幾ら安全と知識人が言っても、事故は起こります。もし、空中で機械に不具合が出ればどうなるのでしょうか?
バッテリーの不具合で電気系統が短絡すれば、羽は止まります。羽が止まると、空中の物は地上に落下します。
これは如何にも簡単な法則ですね。
落ちたら人間は死にます。地上に居る人に当たれば、そちらも共に死にます。
僕は怖いです。
70年も前に、原子力発電を作った人は、絶対安全と言いました。
その、絶対安全と言い放った人達は、2011年に起こった福島の原発事故を想定していたでしょうか?
絶対安全なんて、言葉は信用できません。そしてそんなことは絶対にあり得ません。。。
人類が今追い求めるべきは、もう、便利さではない筈です。
幾ら便利を追い求めても、
幾ら贅沢を追い求めても、
今のウクライナのように爆弾が空から降って来て、家が壊され、人の人命がいとも簡単に奪わてる様な時代が今なんです。
今、人類が追い求めるべきは、もう便利さでは決してありません。
我々人類は、今こそ、人としての原点に立ち返って、我々人類としての将来を見直す必要があるように思います。
人類の総意として、今求めるべきもの、つまりは人類総意の幸せ像を今一度考え直す時代が来ています。
今日、松下幸之助記念館を見せて頂いて、
色んな事を考えました。考えさせられました。
地元、門真に生活の基盤を置いて約45年。門真に住んでいて唯一良かったと思えるような、(笑) 一日で御座いました。
くだらんブログで、スミマセン。。。
読んでくださり、ありがとうございました。
かず