2022年アメリカ・フロリダの夏の写真。友人の係留しているマリーナ。
大きなハリケーンの通過後です。
このような事態に成らないように、もしも万一自分の船がこうなった時の救済に多くのオーナーは保険に入ります。
しかし、船の保険は凄く高い。
僕の船は4月1日が保険の更新日。
僕の船は27歳。最初から27年間保険をかけ続けてきました。
平均で年間50万円位になろうかと思います。
50万円×27年=1350万円 と言うことになります。
しかし、聞いてください。
問題があった時でも、一円も保証されたことがありません。
例えば、泥棒目的で盗賊に2回も船に入られました。
沢山を壊され、多くの高価なものを盗まれました。
その時に警察に届けた被害額は500万円程でした。
勿論、保険会社に連絡しましたが、色々と難しい難癖をつけられ、1セントも保証されませんでした。
英語の壁もあります。しかし、保険会社は問題が発生した時に豹変して敵の姿になります。
加入時や営業時はニコニコ友達のように振舞うのに・・・
アメリカが嫌になります。
しかし、今年も50万円もかけて、保険に入ろうとしています。
理由は、保険に掛けないと、何故か不安になります。恐らく何の保証もされない可能性が大であるのに・・・
それと、僕のマリーナ、或いは多くのマリーナは保険の掛けられていない船は鼻から断られます。使わせてもえらえないんです。入れないんです。だから、普通は半強制加入です。(笑)
今まで1350万円も払ってきて、大小のトラブルが3回も4回もあったのに、一銭も保証されない。それでも保険に入ってしまう。
如何にも悲しい、やるせない現実ですね。。。(笑)
かず