トラベラーズチェック | カズのヨット世界一周航海&人生日記

カズのヨット世界一周航海&人生日記

2014年3月にスタートしたヨット世界一周航海は出航前にアクシデント続出。果たして、アメリカ・フロリダを出航して日本に帰還できるのか。挫折するのか。1年掛かるのか、2年掛かるのか。

僕は1か月間、カナダにきて旅行している。

お金は、ほとんどはクレジットカードで支払っている。

ホテル、レストラン、スーパー、お店。

カード社会だし、凄く簡単。

しかし、実際に銀行で引き落とされるときに、為替換算が悪い。だから損をする。

3円くらい違う。

3円は大きい。

例えば一か月間で旅行中に100万円使った場合、為替損が3万円発生しているってこと。

100万円で3万円は大きい。

 

僕はアメリカなら、ドル決済と言って、米ドルで直接払っている。そのままのドル建てで払える。

日本円から米ドルに換えるときにも、自分の好きな日に換えられるから、円の高い日に換えている。

換算レートもほぼその時のレートで、何円も変わることはない。数十セントくらいのもの。

 

僕は数年前に日本の銀行で買った、TCを持っている。トラベラーズチェックである。

もしも万が一、無くなったり、泥棒に取られても、保険が効き、再発行してくれる。

もちろん、その通貨の流通している国であるなら、現金と同じに使えます。と言うことです。現金と同じだと・・・

 

それが日本の銀行での説明だった。

しかし、それは嘘です。

この一か月、何十という店で使いために払おうとしたが、ことごとく、拒否されてきました。

何処も受け取ってくれないのです。

情けないやら、腹が立つやら・・・

 

最終手段として、

カナダの国内の5つ以上の大きな銀行にも行きました。

しかし、どの銀行でも一切換金してくれなかった。

銀行で取り合ってくれないってどういうこと・・・!

 

日本の銀行で発行されたTC。 銀行のチェックですよ。それが世界中の有名都市銀行でも現金に換えてくれないのです。

信じられなかった。ありえない・・・

 

この僕が持っているTC、どうしたらいいの?

また日本の銀行に持ち込んで日本円に換えてもらうしかない・・・。?!

そして、また手数料を取られるの。

どういうこと?? 銀行よ!責任を取ってください。

 

このトラベラーズチェックが使えないためにどれだけ苦労したことか・・・

どれだけ時間を浪費し、無駄な神経を使い続けたことか・・・

本当に苦労しました。

銀行を梯子梯子で回るだけでも1日以上費やしましたよ!!

 

そして、とうとう本日、一つだけ受け取ってくれる店を見つけました。

それはコスコでした。COSTCO です。

嬉しかった。

世界のコスコ。

日本でもお世話になってきたコスコ。

僕が住んでいた、シアトルのベルビュー市の隣の、カークランド市の本店のコスコ。以前はよく行きました。何回も行きましたよ。

 

嬉しいじゃないですか?

カナダで、100軒以上聞いたがすべて使えなかったのに、やっと見つけた使えた店がコスコでした。

 

涙が出るほどうれしかったです。

おかげで買うつもりがなかったドローンまで買ってしまった。

日本で飛ばして遊ぼう~~~!

 

しかし、今日はまた、嫌な経験をしましたよ。

こう夕類の経験は毎日のことですが、今日はかなり気分が悪かった。

ローズ LOWES というホームセンターで工具を買おうとしました。

2万円の電動工具です。

僕はそれだけを買うためにレジに並んだのです。

そこはセルフの支払いが6台くらいあって、人のいるレジに並んでいた僕は、前の人がレジが終わるのを待っていました。

そして、前の人が散々待って終わって、僕の番のはずでしたが、セルフのレジで機会が故障したの、処理が出来なくなくなった人が、レジのお姉さんに文句を言いに来ました。そしてセルフをやめてそのままレジのお姉さんのレジで精算するように言ったのです。

 

結果として僕はその人の後回しにされてしまいました。

そのうえ、その人は大きなカート2台に満載の買い物で、見ただけで時間がかかりそうな支払いに感じました。

 

その買おうとした白人は、僕が並んでいたにもかかわらず、割り込んで、僕に何も言いません。何の配慮もありません。ちらっと横目で見て無視して自分を優先しました。

 

そのレジのお姉さんも悪いと思いました。

そのお姉さんはインド人の人で、歳は20歳台くらいの若い人でした。

そのお姉さんも僕がが並んでいたことを十分わかっているのに、その白人の勢いに押されて、僕に何も言いません。

 

僕は買いたい商品は一つだけですから、すぐに終わるはずですし、僕の方の順番の優先権でも配慮すべきです。

 

僕は文句言おうと思いましたが、ギリギリのところで我慢し、やめました。

そして、買おうとした商品を元の棚に戻して、帰ることにしました。

 

その商品を買うなという印だと思うことにしました。

おかげで2万円を支払わずに済みました。

 

また、インド人とカナダ・バンクーバーの白人が大嫌いに感じた瞬間でした。

 

僕はアメリカは長いですが、こんなことはアメリカではありません。

 

レジの人も気を配っているし、誰が優先かはっきりわかっていて働きます。動きます。

買う方も、誰が先に権利があるか、常に観察し、フェアーな順番を守ります、

 

道路の交差点の”4WAY” ”ALLWAY”と同じです。

決して事故を起こさないのは、4方向の交通の順番を皆が理解し、その順番を守るという当たり前のルールがあるからです。

絶対ズルしないし、そんなことをすれば事故につながります。

 

ルールを守り、紳士淑女を守る、外国の白人社会の大ルール、マナーはどこに消えたのか。。。この国カナダではなくなったようですね。

僕はこのバンクーバーが大嫌いになりました。

友人にも決して旅行を薦められませんね。

 

昨日のブログに書いたように、カナダの国の移民政策がベースにある由来の問題かもしれませんが・・・

結局、マナーがいいと思っていた白人達も先進国の人たちも、最終的には自分勝手で、自分優先だという事実を知りました。

 

昔の映画のタイタニックと同じです。

自分の損得がかかわれば、人の命ですら切り捨てるのです。

自分が快適じゃなければ、自分の財産が瀕する事態となれば、マナーや親切なんてありえないんです。

どうでもいいんです。自分の命が優先。自分の食料が優先。自分の土地が優先。自分の家族が優先なんです。

 

あ~~~あ、人間という生き物の悲しいサガなのか・・・

たぶん、地球上でもっともすぐれていると(僕が勝手に)信じている日本人でもきっと同じなのかもしれない・・・

 

しかし、できるだけ、我ら、誇れる民族、日本人は他に比べて、愛情が深いといわれるようなマナーや慈悲を持ちたいと、今日も思いました。

 

つまらない文章をまた書いてしまいました。

相済みませんん。

 

かず