日本人Jリーガーの選手数と身長からわかること
第三回:生まれた月別の選手数(1)


第二回の続き


調査対象は現役日本人(日本国籍)Jリーガー
データソースはJ. League Data Site
https://data.j-league.or.jp/SFIX03/
データ取得日は2020年7月18日
留意点としては、スタメン出場、レギュラー、得点数、出場時間などがwebから一覧で取得できず、考慮できていないこと。

日本人Jリーガーの人数=標本数=1599(人)

ポジション表記
GK=ゴールキーパー登録選手
DF=ディフェンダー登録選手
MF=ミッドフィルダー登録選手
FW=フォワード登録選手


3.生まれた月別の選手数

4月生まれが有利だと言う話は有名で、サッカー以外でも聞くし、論文でもそのようなものを見かける。
Jリーガーでもやはり早生まれ(1月から3月生まれ)が少ないというデータが出た。



これは4月を年度始めとする教育制度の影響であると容易に想像つく。そうならば外国人助っ人はどうなのか。
教育制度は各国でバラバラであるが、世界では9月始まりが多いようだ。そして11月や12月がスタート月であるケースは無いようだ。
日本にいる外国籍の助っ人の傾向をみると、10月から12月が少ない。これは世界の学校開始月と照らし合わせて考えると符合する。


日本人と外国籍のJリーガーで、生まれ月による選手数を比較してみる。母数に差があるため違いがわかりづらい。


では、縮尺を合わせてみたい。各月の選手数を合計人数で割ると違いが顕著になる。(例:4月に生まれた日本人選手数÷日本人選手数の合計)


更に、各月ではなく、四半期ごとの季節でくくってみると、もっとはっきりする。日本人は1月~3月が少ないのに対して、外国籍は10月~12月が少ない。


10月から12月始まりの国が少ないというのを加味して、相対的に比べてみる。
日本人は4月始まり、外国籍は1月始まりで合わせると似たような傾向のグラフになる。もちろん母数が少ないことや、各国の始まり月のバラつきがあるためきれいな線形にはならないのだが。



このことから、日本人だけでなく世界共通で、学年の開始月はプロ選手の排出数に影響すると言って良いのではないか。


今回はここまでだが、このブログは時折加筆訂正する予定

第四回に続く
次は、生まれた月別の170cm未満の選手数にフォーカスしていく。