小笠原和葉ニュースレターvol37 | ボディーワーカー小笠原和葉オフィシャルブログ

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ココロとカラダに安心を再教育していく『プレゼンス・ブレイクスルー・メソッド』を主宰、また横浜市都筑区、緑と光があふれるボディーワークスペース『BodySanctury(ボディ・サンクチュアリ)』でクラニオをベースとしたオリジナルのボディーワークを施術しています。

 

☆ ニュースレター37号からの転載です

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昨日の続きをお送りします。
フィギュアファンの方もそうでない方も
どうぞお付き合いください。

 

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若く、フレッシュで、旬な選手が持っている
「選ばれし者」のまぶしい輝き。

まるで、小さな子どもや赤ちゃんを見ているような
「希望」を感じさせてくれる輝きです。

そしてそれぞれが磨き上げた堅実な技。
玄人好みの高い技術の積み重ね。

どれもすばらしくて、胸を打ちます。

でも私が一番心を射抜かれたのは
小塚崇彦選手でした。

ベテラン選手ですね。
怪我もあり、
納得の行く演技とは言いがたい内容だったでしょう。

でも終わった後の笑顔は、
なんともいえず、良い笑顔でした。

以前、高橋大輔選手の引退にあたって
こんな記事を書きました。

いかんともしがたいことを受け入れる事によって起こること。
http://ameblo.jp/kazuhaogasawara/entry-11938933186.html

これ、ワタクシ的名作なので
ぜひ読んでください、笑


やり切った!のともちがう
ベテラン選手の「いい笑顔」ってあるんですよ。

それは何なんだろうって考えると
自分で選んで、
自分の足で歩いた来たことに対する満足

なのだろうと思うのです。

技術や結果は
もちろん私たちを感動させ
興奮させてくれます。

努力もまた、美しい。

けれど、
すばらしいこともある
でも、すばらしくないこともある
選手生活や、人生において


自分でその道を選び
自分の足で歩き続けること


その事自体が放つ美しさって
実はものすごく強烈に胸を射抜くなって
フィギュアを見ていると思うのです。

私たちの人生もそう。

一筋縄ではいかない事を
勝ったり負けたり
戦ったり逃げたり
あがったりさがったり
大志を抱くときもあれば
ただ目の前のことに必死な時期もあり
女神のような一日もあれば
悪魔のような一日も過ごし
でもふと気付くと
強くなっていたり、懐が深くなっていたり
より複雑なことを
味わいとして味わえるようになっていたり。

目標でも結果でもなく
「ただ歩き続けること」が
生み出す美しさを
私は愛します。


歩き続けるって
惰性じゃなくって
「選び続けている」
っていうことなのです。


ベテラン選手の
勝ち負けも散々やった、
もちろん勝つことが素晴らしい、
でもすばらしさはそれだけじゃない、
負け惜しみかもしれないね、
でも自分が歩いてきた道を愛するよ、
って言う笑顔に
こんなにも胸打たれるようになった自分を
「年をとったのかもね!笑」
と思いました。

でもその美しさを美しいと思えるようになるなんて
年取るっていいね!
とも思いました^^

話しそれましたが
私たちの人生もきっと同じで、
ただ生き続けているだけでもすごいことですよ。

いい日も悪い日も
ただ歩き続けることをやめないでいてくれてありがとう。


私たちも人生の終わりに
「いいことも悪いこともあったけど
自分が選んで歩いてきたこの道を愛するよ」
って
あんな笑顔でいられたらいいですね。

まあ、ベテラン選手って言っても
はるか年下なんですけどね^^;


今日観戦してきた女子シングルフリーについては
またお送りするかもしれないし
ブログで書くかもしれません。


FBではここにおります。
フィギュアについて、ボディワークについて
カラダと意識のつながりについて
かなりつぶやいています。
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安心できます。
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 最後までお読み下さりありがとうございました。

あなたが健康で幸せでありますように。